日本高校野球連盟は5日、加盟校が提出する不祥事案に関する報告書の様式変更を決めた。被害者による確認と異議申し立ての有無…
日本高校野球連盟は5日、加盟校が提出する不祥事案に関する報告書の様式変更を決めた。被害者による確認と異議申し立ての有無を加える。
不祥事が起きた際、加盟校は自ら調査して報告書を都道府県高野連に提出する。報告を受けた日本高野連は審議委員会を開き、対外試合禁止や指導者の謹慎などの処分が必要と判断した場合は、日本学生野球協会の審査室に上申する。
ただ、広陵(広島)が今夏、過去の部内暴力をきっかけに第107回全国選手権大会の出場を途中で辞退した際は、広陵が提出した報告書と異なる情報がSNS上で流布。高野連が把握する内容との食い違いが生じていた。
日本高野連では他の競技団体が開設する通報・相談窓口についても調べる。より適切な対応策を継続して検討する。