新馬、デイリー杯2歳Sと連勝中のアドマイヤクワッズ(栗東・友道康夫厩舎)。新馬からデイリー杯2歳Sを続戦する際は在厩…

 新馬、デイリー杯2歳Sと連勝中のアドマイヤクワッズ(栗東・友道康夫厩舎)。新馬からデイリー杯2歳Sを続戦する際は在厩していたこともあり、今回は一度、ノーザンファームしがらきでのリフレッシュ放牧を挟んでいる。次走は朝日杯フューチュリティステークス(12月21日・阪神芝1600m)への出走を予定しており、今朝4日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。

 先週、帰厩したばかりということで、今朝はCWで単走。馬の少ない時間帯だったこともあり、馬場入りから向正面までもリラックスした感じで走っているが、やっぱりラップはそれなりに速くなっている。

 4コーナーあたりからスピードに乗って、最後の直線に向くところではギアが上がる。ただ、2週前という段階も踏まえて、ゴール前は軽く流すような感じになったが、それでも11秒台でまとめてくるところはさすが。もともと重心の低いフォームではあるが、今回はよりそれが目立つ走りとなっており、その分、ストライドが伸びているのではないだろうか。

 時計は6F82.1〜5F66.5〜4F51.8〜3F36.5〜2F23.3〜1F11.8秒。追い切りを見守った友道康夫調教師は「帰ってきてからも、大きく変わったところはありませんが、一戦ごとに成長している感じ。追い切りの動きも良かったですね」と笑顔。来週以降の追い切りにも注目したい。

(取材・文:井内利彰)