◇ツアー外競技◇ヒーローワールドチャレンジ 事前(2日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7449yd(パー72)メジャー1…
◇ツアー外競技◇ヒーローワールドチャレンジ 事前(2日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7449yd(パー72)
メジャー15勝を含む米ツアー通算82勝のタイガー・ウッズが会見に出席した。10月に腰椎椎間板置換手術を受けており、術後6週間が経ち「望むスピードではないけど、手術は必要なことだった。リハビリのプロセスはどうしても時間と根気が必要」と状態を明かした。
今季はインドアゴルフの新リーグ「TGL」でプレーをする姿を見せたが、最愛の母・クルチダさんを亡くして2月「ザ・ジェネシス招待」を欠場。3月にもトレーニング中に負傷したとして左アキレス腱断裂のための手術を行った。4月メジャー「マスターズ」にも姿を見せなかった。2020年以降、愛息子チャーリーとともに出場してきたツアー外競技の「PNC選手権」も参加しなかった。
今月30日に50歳を迎えるにあたり、来季からは多くの試合でゴルフカートの使用が許可されているシニアのチャンピオンズツアーにも出場できるようになる。「(チャンピオンズツアーとPGAツアーの)両方のツアーで25試合ぐらい出れば1年のほとんどは埋まるだろう?」と冗談を飛ばしつつ、「まだその決断ができる段階には程遠い」と参戦への明言は避けた。
体の状態としては、「先週、チッピングとパッティングの許可が出たばかり」という。「今はジムで少しずつ負荷をかけて筋力強化を始めて、これまでできなかった回旋運動の要素も少しずつ取り入れているところ。とにかく椎間板が安定するまで待っている」と説明した。復帰時期は不透明とするが、「ただプレーがしたいという情熱はある。ゴルフができる状態に戻したい。今年はタフな年だった」と話した。