日本ハムは2日、ヤクルトから戦力外通告を受けていた西川 遥輝外野手(智弁和歌山)の獲得を発表した。 智弁和歌山から201…

日本ハムは2日、ヤクルトから戦力外通告を受けていた西川 遥輝外野手(智弁和歌山)の獲得を発表した。

 智弁和歌山から2010年にドラフト2位指名を受け日本ハムに入団。不動のリードオフマンとして4度の盗塁王、2度のベストナインを獲得するな度持ち前の脚力と守備で活躍した。しかし21年オフには球団からノンテンダーを受け、楽天へ移籍。2年間プレーした後、24年からはヤクルトでプレーしていた。

 ヤクルト入団1年目は113試合に出場したが、今年は49試合出場にとどまり、打率.174で戦力外を受けていた。プロ15年間で通算1426安打、343盗塁と実績は抜群。16年の日本一にも貢献したスピードスターが再び北の大地でプレーすることとなった。

 球団は西川のコメントを発表。「スワローズから戦力外と伝えられた時、最後に野球をやるとしたらファイターズしかない、と頭に浮かびました。ファイターズでプレーできなかったら、野球をやめる...ぐらいの気持ちでした。もう一度、ファイターズのユニフォームを着て野球ができることをうれしく思います。若い選手が増え、ファンの皆さんは若い選手の名前を知っている方が多いのかなと思います。そういったファンの方には名前を覚えてもらい、僕が在籍したころからのファンの方には思い出してもらえるように頑張ります」と活躍を誓っていた。