提出期限までに合意に至らなければ、名簿から外す必要がある 日本野球機構(NPB)は2日、2025年度の契約保留者名簿と自…
提出期限までに合意に至らなければ、名簿から外す必要がある
日本野球機構(NPB)は2日、2025年度の契約保留者名簿と自由契約選手を公示した。保留者名簿に記載されているのは支配下選手のうち各球団が来季の戦力として権利を持つ選手。外れた選手は自由契約となるが、即退団になるとは限らない。
外国人選手であれば残留オファーを出していても、交渉を進める中で保留者名簿の提出期限までに合意に至らなければ、一旦は保留者名簿からは外す必要がある。その後、交渉が合意に達して残留となるケースもある。
DeNAの木村洋太社長は2日に取材に応じ、アンソニー・ケイ投手とアンドレ・ジャクソン投手は保留者名簿を外れたが、残留交渉を継続していることを説明した。
過去に保留者名簿から外れ、残留したケースではソフトバンクのジュリスベル・グラシアルは2018年オフ、2019年オフに自由契約となっている。これは契約が切れ、キューバ政府との交渉が長引いたためで、結局は残留が決まった。2019年オフには同様にアルフレド・デスパイネも一度は自由契約となっている。
また、2018年オフには阪神のドリス(現ブルージェイズ)が自由契約になりながらもその後残留が決定していた。(Full-Count編集部)