サッカー日本代表の森保一監督らが、「世界No.1に挑戦するチームづくり」をテーマに語り合うトークイベントが11月29日…

 サッカー日本代表の森保一監督らが、「世界No.1に挑戦するチームづくり」をテーマに語り合うトークイベントが11月29日、同監督の地元・長崎市で開かれ、約250人が参加した。

 イベントはMS&ADインシュアランスグループホールディングスが主催。舩曵真一郎社長から組織のリーダーとして大切にしていることを尋ねられると、森保監督は理念とコンセプトの設定を挙げた。その上で、「ピッチの選手たちが目の前で起こっている状況の中で、ベンチからの指示を待つのではなく、主体的に判断するよう伝えているし、促している」と明かした。

 森保監督は「『俺が一番』『俺が王様』のような選手は大歓迎だが、そんな選手が同時にチームのため、仲間のために戦えるよ、という精神も大切だ」と語った。

 最後には、日本代表が出場する2026年ワールドカップ北中米3カ国大会についても触れ、「世界で勝っていくために、共感や共鳴して日本一丸で共闘の輪をつくってほしい」と話した。(橋本新之介)