サッカーJ3高知ユナイテッドSC(高知U)の今季最終節の試合が29日、高知市の春野総合運動公園であった。高知Uはザスパ…
サッカーJ3高知ユナイテッドSC(高知U)の今季最終節の試合が29日、高知市の春野総合運動公園であった。高知Uはザスパ群馬から点を奪えず、0―1で敗戦。9月に就任した白石尚久監督のホーム初勝利はならなかった。今季の最終成績は10勝8分け20敗で18位。高知Uは引き分けた15日のヴァンラーレ八戸戦で、J3残留を決めている。
高知Uは前半終了間際の44分に先制されたが、後半はFWの新谷聖基選手がゴール右隅を狙った惜しいシュートを放つなど再三好機を作り、観客席を沸かせた。
高知Uは昨季、JFLで2位となり、今季からJリーグに参戦。秋田豊・前監督のパワハラ問題による辞任を受け、9月27日の第29節から白石監督が指揮を執っていた。
試合終了後のセレモニーで森下勝彦会長は「有終の美を飾ることはできなかったが、熱い声援が心にしみた。来年はさらなる高みを目指して頑張っていきたい」とあいさつ。選手はサポーターらに手を振りながらグラウンドを回り、サイン入りのボールを1人5個ずつ観客席に投げ入れた。
白石監督は試合終了後の会見で「なんとか残留したことは高知の皆さんとの約束を果たせたと思うが、もうちょっと勝利をプレゼントしてホームで勝つところを見せたかった」と悔しさをにじませた。主将のDF小林大智選手は「1点が遠かった。そこが最後まで課題だった」と振り返った。(大西史晃)