◇国内男子◇カシオワールドオープン 3日目(29日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7375yd(パー72)◇晴れ(観衆…
◇国内男子◇カシオワールドオープン 3日目(29日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7375yd(パー72)◇晴れ(観衆2573人)
単独首位から出た25歳の鈴木晃祐が4バーディ、2ボギーの「70」でその座を守り、後続に1打リードの通算16アンダーで最終日に入る。
後半17番は6mを決め、最終18番(パー5)は25ydのアプローチを1mに絡める連続バーディで締めくくった。「最初は耐えながらという感じのゴルフだったが、連続でバーディが来て良かった」と振り返った。ツアー初優勝に向けて「まさかここまで来るとは思わなかったのでトップで回れるのはうれしい。意識するとは思うが、自分のゴルフができれば良い」と意気込んだ。
1打差の2位に同じく初タイトルがかかる砂川公佑。賞金ランキング3位の蝉川泰果と大岩龍一がさらに1打差の14アンダー3位につけた。蝉川は17位からボギーなしの8バーディ「64」とスコアを伸ばして急浮上。ランクトップに立つ金子駆大との約3720万円差を逆転するには、今週を含む残り2戦で1勝が必須となる。
優勝で初の賞金王が確定する金子は、5打差4位から2バーディ、1ボギーの「71」で回り10アンダー10位。優勝以外でも、今週を終えて後続との賞金差が4000万円を上回る(来週の最終戦欠場のランク2位・生源寺龍憲を除く)と戴冠が決まる。
ランク4位で歴代賞金王(2022年)の比嘉一貴も「66」とスコアを伸ばし、35位から金子と同じ10位にジャンプアップした。同順位に「日本オープン」覇者の片岡尚之、アマチュアで8月「日本学生」王者の古瀬幸一朗(東北福祉大4年)らも並ぶ。
予選カットライン上で決勝ラウンドに進んだカシオ所属の石川遼は「75」とスコアを落とし、イーブンパー64位でホスト大会の最終日を迎える。
<上位の成績>
1/-16/鈴木晃祐
2/-15/砂川公佑
3T/-14/蝉川泰果、大岩龍一
5/-13/勝俣陵
6/-12/大槻智春
7T/-11/佐藤大平、市原弘大、コ・グンテク
10T/-10/金子駆大、下家秀琉、塚田よおすけ、木下稜介、ソン・ヨンハン、比嘉一貴、片岡尚之、古瀬幸一朗(アマ)