今オフの移籍市場で人気銘柄となりつつある今井(C)Getty Images 現地時間11月26日、米スポーツ専門局『ES…

今オフの移籍市場で人気銘柄となりつつある今井(C)Getty Images

 現地時間11月26日、米スポーツ専門局『ESPN』は、今オフのMLBにおける移籍市場の様相について、16球団の幹部に実施した独自アンケートの結果を公開。FAで注目される選手の移籍先がクローズアップされた中で、西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指している今井達也に関しては、「ジャイアンツ入団」が最多となる5票を集めた。

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「ジャイアンツは過去にも日本人投手の獲得を目指してきた。イマイと(エースの)ローガン・ウェブのペアはとてもいい組み合わせになる」

 ある球団の幹部はそう回答したという。

 今シーズン序盤は好調なスタートを切ったジャイアンツだが、次第に失速。結局、81勝81敗となり、ナ・リーグ西地区3位でフィニッシュ。地区優勝を飾ったドジャースとは12ゲーム差も水を空けられ、プレーオフ進出も逃した。

 先発ローテーションは、今季15勝のウェブに続き、ブルージェイズ時代の2021年にアのサイ・ヤング賞に輝いた左腕ロビー・レイ(今季11勝)がいる。ただ、計算できるのはこの2枚だけ。3番手のランデン・ループは今季22先発で7勝7敗、防御率3.80。4番手以下はメジャーではまだ実績のない若手が並ぶ。現役最多266勝右腕の42歳ジャスティン・バーランダーはFAとなり、去就は不透明だ。

 2010年代には、10、12、14年と隔年ごとに3度のワールドシリーズ制覇を成し遂げた名門だが、近年は因縁深いライバル球団であるドジャースに大きく後れを取っている。巻き返しに向けては投手陣のテコ入れが急務。「ネクスト由伸」と期待される今井獲得へ本腰を入れる土壌は整っている。

 ジャイアンツに次ぐ2位の3票が入ったのは、ヤンキースとドジャース。ただ、今井は24日に放送されたテレビ朝日系『報道ステーション』にVTR出演した際に、松坂大輔氏から「ドジャースのようなワールドシリーズ優勝を狙えるチームなのか、ドジャースを倒しにいくのか」という質問を受け、笑顔で「倒したいですね。どうせだったら」と発言した。そのコメントを受けて米メディアでは「日本人選手獲得に苦戦してきたヤンキースにとっては朗報だ」とも伝えられている。

 4位がカブスで2票を集めた。今永昇太との再契約に成功した古豪だが、匿名の球団幹部は「彼らは投手補強が必要であり、イマナガ残留後も先発投手の枠は空いている」と指摘していた。

 今井のメジャー球団との交渉期限は、米東部時間の来年1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)まで。米国は感謝際休日の真っ只中だが、先発投手の移籍市場もいよいよ動き出しそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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