◇国内男子◇カシオワールドオープン 初日(27日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7375yd(パー72)◇曇り時々晴れ…
◇国内男子◇カシオワールドオープン 初日(27日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7375yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆1876人)
蝉川泰果が8バーディ、2ボギーの「66」でプレーした。トップと2打差3位での幕開けに「すごく良いスタートが切れた」と笑顔で振り返った。
前半インで3つ伸ばし、折り返した1番で5つ目のバーディ。後半5番(パー5)は1m、6番は159ydから8Iで70cm、7番(パー5)は2打目をグリーンエッジまで運び、アプローチで残した3mを沈めて3連続とした。リーダーボードは極力確認せず、一打一打に集中して回った。
今季ここまでの平均ストロークは70.045で全体1位につける。ショットの安定感を支える生命線について「自分が思った出球を打てるように。常にまっすぐ打つことを意識する。フェースに当たる瞬間のフェースの向き、フェースに当たってからまっすぐ押す」。この日もパーオン率は83.333%(15/18)だった。
今季残り2戦で賞金ランキングは3位につける。トップの金子駆大とは約3720万円差。今週の優勝賞金は3600万円、次週が4000万円だが、「賞金王のチャンスがあるんで、そこを目指してやっている。週末まで盛り上げられるようにしたい」。金子も同じく3位で発進しているだけに、気合も入る。
「ショートゲームがキーになると思う」。6月「日本ツアー選手権」以来となる今季2勝目、ツアー6勝目で逆転賞金王へ望みをつなぎたい。(高知県芸西村/玉木充)