◇国内男子◇カシオワールドオープン 初日(27日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7375yd(パー72)“平成の怪物”…

平成の怪物が2オーバーで発進した

◇国内男子◇カシオワールドオープン 初日(27日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7375yd(パー72)

“平成の怪物”とティイングエリアで紹介されると、ギャラリーから盛大な拍手が沸き起こった。野球場では何度も聞き慣れたフレーズだったが、ゴルフ場でのコールに元プロ野球投手の松坂大輔氏も照れ笑いを浮かべるしかなかった。

「(プロ野球の現役時を)思い出した。ゴルフの時はそーっとスタートしたいんですが…。緊張しましたね」。インスタートの10番(パー5)、ドライバーでの渾身の一振りはフェアウェイど真ん中をとらえ、3オン2パットのパーで滑り出した。

3つボギーが先行して迎えた15番は左15mをねじ込んでバーディを奪った。「緊張は全然違う。ゴルフのファンの方が野球よりも近い。人に見られる緊張感はゴルフの方が大きい」。続く16番はティショットが勢い余って隣の15番フェアウェイに飛んでしまったが、それでもナイスボギーで切り抜けた。

同学年の宮里優作とともにラウンド

ホール間の移動では多くのファンからハイタッチを求められた。「して良いのかなと思いながらでしたが、たくさんの人に応援されながら気持ちよくプレーできた」。ハイライトは最終9番だ。115ydからの2打目をPWで1mにつけてバーディ締め。同組で同学年の宮里優作、地元・高知出身の岡田晃平と喜んだ。

「1個はバーディを獲りたいなと思っていた。まさか4つ獲れるとは。もったいないところもあったが上出来です。こんなスコアで回れるとは」と胸を張った。

バーディは4つ

4バーディ、6ボギーの「74」で回り、2オーバー96位発進を決めた。昨年は下部ABEMAツアー「太平洋クラブチャレンジ」と「PGM Challenge」に出場したが、どちらも最下位で予選落ちに終わったことを考えると大きな“成長”だ。

「きょうもハーフが終わった時点で18ホール回った感じだった。パーパット、ボギーパットでもすごいプレッシャーを感じる。プライベートで感じることはない。きょうで終わってほしいと思うぐらい疲れた。最高のゴルフができた」と充実感を漂わせた。

目標はアンダーパー

レギュラーツアー各日をアンダーパーでラウンドした元プロ野球選手はおらず、ベストスコアは2006年「東建ホームメイトカップ」のデーブ大久保(当時プロ)のイーブンパー「72」だ。

「スタートする時間によって風向きも違う。インコースが難しい。2日続けて良いゴルフができるように」。疲れもピークに達しつつある中、45歳は多くのギャラリーにサインしてコースを後にした。(高知県芸西村/玉木充)

松坂大輔氏のクラブセッティング

ドライバー:キャロウェイ ELYTE ◆◆◆(エリート トリプルダイヤモンド)(8度)
シャフト:藤倉コンポジット 24 VENTUS BLUE(60g台、硬さX)
グリップ:ゴルフプライド

3W:キャロウェイ ELYTE(エリート) ◆◆◆(15度)
シャフト:藤倉コンポジット 24 VENTUS BLUE(70g台、硬さX)

ユーティリティ:キャロウェイ APEX UW(17度、21度、23度)
シャフト:藤倉コンポジット 24 VENTUS BLUE(17度、21度=80g台、硬さX)(23度=90g台、硬さX)

アイアン:ブリヂストン 241CB(6番~PW)
シャフト:日本シャフト NSプロ プロトタイプ

ウェッジ:ブリヂストン BITING SPIN(50度、56度、60度)
シャフト:日本シャフト NSプロ プロトタイプ(50度)、トゥルーテンパー プロジェクト X(56度、60度)

パター:オデッセイ Ai-ONE GIRAFFE-BEAM(ジラフビーム)#7

ボール:ブリヂストン TOUR(ツアー)B XS