東京芝2400mを舞台に、国内外の強豪が集うジャパンC。過去の傾向を見ると、スピードとスタミナの総合力が問われる舞台…
東京芝2400mを舞台に、国内外の強豪が集うジャパンC。過去の傾向を見ると、スピードとスタミナの総合力が問われる舞台であり、特に天皇賞(秋)からの距離延長組が好成績を残している。今年は海外からもGI馬が参戦し、例年以上にハイレベルな戦いが予想される。
1.3歳勢は複勝率トップで信頼度大
過去10年の年齢別成績を見ると、3歳馬は[1-5-2-15]で勝率こそ4.3%と低いものの、複勝率は34.8%と全世代の中でトップの数値を誇る。勝ち切れないまでも馬券圏内への突入率は高く、軸としての信頼度は非常に高い。一方で、6歳以上は[0-0-0-50]と苦戦が続いており、スピード能力の衰えが見え隠れする高齢馬よりも、成長力のある若駒を重視するのがセオリーと言えるだろう。
2.前走・天皇賞(秋)組が中心のローテ
前走レース別の成績では、天皇賞(秋)組が[6-3-4-30]で最多の6勝を挙げており、複勝率も30.2%と優秀だ。これに対し、京都大賞典組は[3-1-0-19]と勝率は悪くないものの、複勝率は17.4%と安定感では天皇賞(秋)組に劣る。また、前走が海外レースだった馬は[0-2-0-28]と未勝利で、環境の変化への対応が難しいことがデータからもうかがえる。国内の王道ローテーションで臨む馬を評価したい。
3.前走4コーナー3番手の馬に安定感
前走の第4コーナー通過順位別の成績に注目すると、3番手だった馬が[1-3-1-7]で複勝率41.7%と非常に高い安定感を見せている。先行集団の直後につけ、直線で抜け出す競馬ができる馬が好結果を残す傾向にある。極端な逃げ(1番手)は複勝率14.3%、後方一気(10番手以下)も苦戦傾向にあり、ある程度の位置で流れに乗れる機動力が重要となる。
マスカレードボールは、データ上最も好走率の高い3歳馬。前走の天皇賞(秋)では古馬相手に見事な勝利を収めており、その実力は本物だ。前走の第4コーナー通過順位は8番手だが、上がり3ハロンの鋭さは特筆もの。斤量面での恩恵もあり、ここは堂々の主役候補と言える。