勝ち運も備えた中西に期待は高まるばかりだ(C)産経新聞社 圧巻の「有終の美」でした。 秋の大学日本一を争う明治神宮野球大…

勝ち運も備えた中西に期待は高まるばかりだ(C)産経新聞社
圧巻の「有終の美」でした。
秋の大学日本一を争う明治神宮野球大会が閉幕し、大学の部では青山学院大が、高校の部では九州国際大付が、それぞれ頂点に上り詰めました。
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青山学院大は決勝で、初優勝を狙う立命館大と激突。中日からドラフト1位指名を受けたエース右腕・中西聖輝(4年)が先発すると、7回二死までノーヒットの快投。終わってみればわずか2安打に抑え、17三振を奪っての完封勝利。大学最後のマウンドで、世代ナンバーワンの右腕であることを証明したのです。
アマチュア野球の取材歴が長いスポーツ紙のデスクは言います。
「中西投手の凄いところは、多彩な変化球や力強いストレートもそうですが、智弁和歌山でも甲子園の優勝投手に輝き、大学でも日本一になったところ。すなわち、チームを『勝たせる』投球ができるところです。力勝負もできれば、かわして打たせて取る投球も自在にできる。相手打者の力量に応じた投球ができるから、長いイニングを投げ抜き、安定したゲームメイクが可能なのです」
試合後のSNSでは、中日ファンの「いい投手が獲れた!」「最高のドラフト!」「名古屋で待っているよ~」といった歓喜の声とともに、他の11球団のファンからの「なぜ単独?」「獲るべきだった!」といった意見も投稿され、その実力が再評価されています。
「スポーツ紙の予想の中では、競合になるとの記事もありましたが、結果的に中日が単独で指名できた形です。他球団のスカウトの間では『完成されている投手で、伸びしろという部分ではどうか』という声があったのも事実です。それでもプロ入り後、ローテをしっかり守り、ゲームを作って救援陣につなぐという仕事は、ちゃんとやってくれることでしょう。高橋宏斗、松葉貴大、大野雄大に続く先発投手として、将来的にはエース候補になってもらいたいと思いますね」(前述のデスク)
中日のAクラス復活へ、勝ち運に恵まれた右腕の加入は、たいへん心強いことでしょう。
強竜再建への大きなピースになるか、名古屋のファンの期待が膨らみそうです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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