◇国内女子最終戦◇JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ 事前(26日)◇宮崎CC◇6543yd(パー72)す…

ツアー史上初の皆勤女王が誕生する

◇国内女子最終戦◇JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ 事前(26日)◇宮崎CC◇6543yd(パー72)

すでに年間女王を決めていても、最終戦を前に佐久間朱莉のモチベーションは高い。初の国内メジャータイトルへ。自身の持ち球フェードで戦いにくいホールが多い“難コース”攻略に「立ちにくいティイングエリアが多くて。ドローを打つ練習もしています」と準備を進める。

横峯さくら、小祝さくらという“鉄人”に匹敵する足跡

本大会でシーズン全36試合を完走する。1988年ツアー制施行後、昨季まで計21人(延べ36人)の女王が誕生したが、シーズンをフル出場したケースはなく、佐久間は初の“皆勤女王”になる。2009年には横峯さくらが全34戦で「ヤマハレディース」のみ欠場しながら、同週に米メジャー「クラフトナビスコ」(現シェブロン選手権)に出場する“実質皆勤”を果たしており、大先輩に匹敵するスケジュールを消化したことも勲章と呼べる。

また、佐久間はツアーフル参戦1年目の22年から4シーズンを出ずっぱり。これは小祝さくらに匹敵する鉄人ぶりだ。左手首負傷で休養中の小祝が21年から3年連続で記録した皆勤記録(22年に欠場したヨネックスレディスの同週に全米女子オープン出場)を1年上回ることにもなる。

出続けることで強くなった

「特に休むことを考えたことがない」という佐久間は、皆勤の始まった22年に12試合、23年に10試合あった予選落ちが今季は3試合まで減少した。試合に出続けて体力をつけ、技術を磨いてきた実感が「あります」と満足そうに断言した。

来季は、これまで「AIG女子オープン(全英女子)」(24年、25年)しか出たことのないメジャー挑戦の機会が確実に増える。「出られるメジャーには出たい。その時に疲れとかを考えて(メジャー前後に)休むことを考えるかもしれない」と話す。

平均ストローク60台と国内メジャー初優勝で締めくくる

平均ストロークは現在「69.9382」。今大会全4ラウンドを通算1アンダーで終えれば「69.9994」と史上5人目の“60台”に到達する。優勝争いのイメージを「通算10アンダーぐらいいくんじゃ」とイメージし、佐久間は“2人のさくら”に匹敵するシーズンを締めくくるつもりだ。(宮崎市/加藤裕一)