◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日(23日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6595yd(パー71…
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日(23日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6595yd(パー71)◇晴れ(観衆4014人)
13年ぶりの優勝とはいかなかった。2打差を追う展開で最終日を出た木戸愛は2番でバーディを奪い、トップのウー・チャイェン(台湾)がボギーを喫した4番で首位に並んだ。8番(パー3)では3mのシビアなパーパットを沈めて右こぶしを握るシーンも見せたが、9番(パー5)で痛恨のダブルボギーを叩いた。
フェアウェイからの2打目を右サイドのバンカーに入れ、ピンまで距離が残った3打目でグリーンに乗せられず。手前からのアプローチショットは反対側のラフにまでこぼしてしまい、約5mのボギーパットはカップまで届かなかった。「ミス、ミスと続いてしまって」。すぐに気持ちの整理をつけて臨めていたものの、後半は16番(パー3)のバーディのみで2バーディ、1ダブルボギー「71」。「自分自身の状態が良かっただけに悔しい」と通算9アンダー4位に唇をかんだ。
それでも今季は7月「資生堂レディス」で永峰咲希とのプレーオフに敗れて2位になるなどメルセデスランキング(MR)は37位で終えた。6季ぶり9回目のシード復帰を果たした。「そこは素直にうれしいし、より一層頑張りたい気持ちが強くなった。オフがすごく大事」。2012年「サマンサタバサガールズコレクション レディース」以来となる史上最長のブランクVへ意欲をさらに高めた。
また、ツアー1勝の葭葉ルミもMR44位に入り、5季ぶり7回目のシード復帰となった。「優勝を狙っていたけど、その中でも疲れるような内容のゴルフは一年通してなかったので上出来かな」と総括する。今週は通算8アンダー7位で終え、今季のトップ10入りは4回。国内メジャー「サロンパスカップ」では3位だった。
葭葉にとって今年は人生の節目だった。8月に同じ中学校だった友達の一般男性と結婚した。しかし、9月に父親の昌利(まさたか)さんが逝去したと言い、今週も帽子に喪章をつけてプレーしていた。
「もう2年ちょっとぐらい闘病していて、頑張っていた。6月いっぱいまで自分で歩いて試合を見に来てくれていた」という。2016年「ニッポンハムレディス」以来の優勝とはいかなかったが、天国にいる父にとってシード復帰はうれしい報告になる。(愛媛県松山市/石井操)