◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 3日目(22日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)◇…
◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 3日目(22日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)◇晴れ(観衆3293人)
つかんだはずの好感触は長くは続かなかった。前半2番、1Wショットの軌道を松山英樹は納得顔で見つめた。パー3の3番を挟んで迎えた最難関の4番、前日、スイングの後にクラブを損傷させたホールの第1打は3日続けて右サイドに流れてしまう。グリーン手前からのアプローチをミスしてボギーが先行。ムービングデーも苦しい一日に違いなかった。
1Wのソール部分に傷を負わせた影響で、途中から13本でプレーした2日目の夕方、松山は新しいヘッド探しに躍起になった。スタート前の練習を含め「何本、打ったかわからない」と繰り返し試し打ち。選んだ1本をキャディバッグに収めてスタートした。
7番(パー5)で1Wショットを左に曲げながら、5Wで懸命にグリーン手前まで運んで最初のバーディを奪った。後半11番(パー3)で第1打をピンそば1.5mにつけて2つ目。15番では8mを流し込んでさらにスコアを伸ばしながら、直後の1Wショットは右の林方面に飛んだ。ベアグラウンドから木と木のあいだを抜いて左ラフまで運んだ後のチップショットにミスが出てボギー。「18番で取り返せたらと思ったんですけど…」。最後のパー5の1Wショットは左のフェアウェイバンカーに入り、パーにとどまった。
フェアウェイキープ率は3日間でワーストの28.57%。成功した4回のうち、2回(1番、8番)は3Wで打ったホールだった。「(選んだ1Wで)戦えるかなと思ったんですけどね。なかなか枠内に行ってくれなかった」と不出来にため息をつく。
「2番で良い球を打てたので、スイング自体が問題なのかなという感じはあったんですけど…それだけじゃないような気もしますし。あしたが思いやられますね」。日曜日の朝までの短い時間で見直しを図らなくてはならない。
表情も、吐き出す言葉も重くても、4バーディ、2ボギーの「68」とこの日もスコアを伸ばした。通算5アンダーは首位と5打差。最終組の2つ前の組で、今シーズン最初で最後の日本ツアーの最終日を迎える。「(差が小さくないのは)残念ですけど、逆転できるようなスタートができるように準備します」。逆転の望みだけは捨てていない。(宮崎市/桂川洋一)