◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 2日目(21日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6595yd(パー71…

5勝目も近づいた?新女王の胸中は

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 2日目(21日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6595yd(パー71)◇晴れ(観衆2026人)

プロ5年目の佐久間朱莉が初めて年間女王の座に輝いた。逆転の可能性を残していた神谷そらが通算5オーバーの76位で予選落ちに終わったことで、3月に始まったレースに終止符が打たれた。最終組の佐久間はホールアウト後、ギャラリーの「おめでとう」という言葉を耳にして「終わったんだ」と認識したという。

2021年6月のプロテストに合格して始まった競技生活。同世代の岩井明愛岩井千怜桑木志帆らが優勝を遂げる傍らで、幾度となく優勝争いに絡みながらタイトルを逃し続けた。「なかなか勝てずに苦しんで…そこからここまで来られるとは本当に想像もできていなかった」と振り返る。

ゴルフ漬けとも言える日々を送ってきた

初優勝を目標に迎えた今季は「ほとんどゴルフのことばかりを考えて、トレーニングばかりやって。ゆっくりする時間は少なかった」と“ゴルフ漬け”の日々を送った。4月の「KKT杯バンテリンレディス」で初優勝。「今年こそ勝てると信じてやってきて、ようやく優勝できて。うれしい気持ちとほっとした気持ちが入り混じった初優勝だった」

プレッシャーもあったが…

5月「ブリヂストンレディス」で2勝目、6月「アース・モンダミンカップ」で3勝目と順調に勝利を積み重ねる一方、女王レースで首位に立つ重圧に襲われた。「(4勝目の)マスターズGC前までは調子がそこまで良くなくて。ポイント差が詰められていると少し気にしていた」と心はざわついた。それでも「他人(ひと)は他人、自分は自分と思って。そう思うようになったきっかけはないけど、前までは他人の結果ばかりを気にして自分のプレーに集中できなかった。他人の結果は自分ではどうこうできない」と、自身のプレーに集中した。

中学時代に入門した尾崎将司のゴルフアカデミーに通い続けたことが大きかった。「小さい時から負けず嫌いで、戦うことでは絶対に負けたくないと思うタイプだった。ジャンボさんのところに行くようになって、みんなすごい練習をする。見えない努力もする人がたくさんいた。刺激を受けて、ジャンボさんにいい結果を報告したいという思いもどんどん強くなった。今年は特に、それが頑張る原動力になった」

6バーディ、2ボギー「67」。単独首位で5勝目へ

後続に1打差の単独首位で大会を折り返した。1試合も休まずに今週まで出続けてきた今シーズン。「ジャンボさんのおかげで4勝して年間女王を獲ることができました、と報告に行きたいと思うけど、5勝と言えるように頑張りたい」と週末に向けて意気揚々だ。(愛媛県松山市/石井操)