21日、全日本大学準硬式野球連盟は甲子園球場で第4回全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会(以下、甲子園大会…
21日、全日本大学準硬式野球連盟は甲子園球場で第4回全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会(以下、甲子園大会)を開催する。選出された50人の大学生が夢舞台で躍動する。
西日本選抜の一員となった福岡大・眞弓海門は「(選ばれたことは)すごく嬉しかったです」と笑みをこぼす。前回大会で同じ大学の先輩が活躍する姿を見て、「自分も出てみたい」と願っていたこともあるが、東福岡での思い出もあるからだ。
最後の夏はスタメンマスクをかぶって攻守でチームを支えたが、ベスト32敗退。甲子園には3年間で出場することが叶わなかった。ただ「(甲子園は)憧れの場所。出場するために毎日練習を頑張ってきた」と甲子園が目標だった。
恩師である当時の監督で、元ロッテの伊藤義弘さんからも「やるからには甲子園」という言葉をかけられて、厳しい練習を課せられたという。ただ恩師に勧めてもらったことで、準硬式への道に歩みだした。
「当初は硬式をやるつもりでしたが、レベルが高いです。何より自主性が問われることが、当時の自分は経験がなかったので、挑戦しようと思って決めました」
今の眞弓がいるのは、恩師のおかげといっても過言ではない。恩返しする意味でも甲子園では活躍する姿を見せたかったが、伊藤監督は10月に事故で亡くなった。
「今年の夏の大会では簡単な挨拶しかできず、あまり話が出来ませんでした。なので、成長した姿で田中と一緒に甲子園に立つ様子を見せたかったです。最後の夏、自分と九州産業大の準硬式にいる田中と先発バッテリーを組みましたが、立ち上がりに失点をして、そのままズルズル行って負けました。田中も今回は西日本選抜にいるので、見せたかったです」
高校時代には見せることが出来なかった甲子園でバッテリーを組む姿。空から見守る恩師に見せることが出来るか。「全力プレーをしたいと思います」と決意を固めた眞弓。目指し続けた甲子園で活躍してくれることを心待ちにしたい。