大谷が唯一挨拶をやめた監督はもうダグアウトにいない(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が、今季のパドレス…

大谷が唯一挨拶をやめた監督はもうダグアウトにいない(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が、今季のパドレス戦でロベルト・スアレスに100マイル(約160.9キロ)の速球を背中にぶつけられたシーンについて、米スポーツ専門局『ESPN LA』の番組が振り返っている。

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 これに関して、ロサンゼルスでドジャースを取材しているブレイク・ハリス記者は自身のXで、その番組の映像を添え「ショウヘイ・オオタニはもうパドレスのベンチに向かってヘルメットのつばに手を添える(挨拶する)ことはしない」と投稿し、「彼がそれをやめるようになったのは、たった一つのチームと一人の監督だけだ」と綴った。

 そして「彼の考えでは、敬意はお互いで示すものだと思っている」と記した。大谷は日頃から相手ベンチの監督に敬意を示す挨拶を行うが、死球をぶつけられてからは、パドレスのマイク・シルト監督にはそれを行わなくなったという。

 大谷は自身が死球を受けてエキサイトする自軍のベンチに向かって「大丈夫」というジェスチャーを見せてチームメイトを鎮めたため、その場は収束したが、両チームの間では因縁が渦巻いている。

 ハリス記者の投稿には、同番組のアナウンサーであるステファン・ネルソン氏が自身のXで引用して反応。「ふう、ブレイク。この抜粋を投稿したことで面倒な騒ぎを巻き起こしちゃったね」と書き出し、さらに「みんな、マイク・シルト監督はもうパドレスのダグアウトにいないって知ってるよ。クレイグ・スタメン監督にはきっとヘルメットを脱いで敬意を示すはずさ!」と記した。シルト監督は今季限りで退任したため、41歳のスタメン新監督には、大谷はきっと敬意を示すはずだと予想している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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