◇欧州男子最終戦◇DPワールドツアー選手権 最終日(16日)◇ジュメイラゴルフエステーツ アースC(UAE)◇7706…

4年連続7回目の欧州ツアー年間王者に輝いたロリー・マキロイ(David Cannon/Getty Images)

◇欧州男子最終戦◇DPワールドツアー選手権 最終日(16日)◇ジュメイラゴルフエステーツ アースC(UAE)◇7706yd(パー72)

3位から出たマシュー・フィッツパトリック(イングランド)が、通算12アンダーの首位で並んだロリー・マキロイ(北アイルランド)とのプレーオフを制し、2016、20年に続く大会3勝目でシーズンを締めくくった。

1打差を追ったフィッツパトリックは3日目に続く「66」でプレーオフに進出。18番(パー5)で行われた1ホール目、ボギーとしたマキロイに対してパーに収め、23年「アルフレッド・ダンヒルリンクス選手権」以来となるDPワールドツアー(欧州ツアー)10勝目を手にした。

大会3勝目を遂げたマシュー・フィッツパトリック(Richard Heathcote/Getty Images)

前年覇者のマキロイは2打差を追って迎えた最終18番で、2打目を4.5mにつけるイーグルで渾身のガッツポーズ。首位スタートから「67」で進んだプレーオフで敗れ、連覇による大会4勝目こそのがしたが、年間ポイントランキング(レース・トゥ・ドバイ)ではトップを堅持し4年連続7回目の年間王者に輝いた。コリン・モンゴメリー(スコットランド)が保持するツアー最多8回の戴冠に迫っている。

18位から出た中島啓太は5バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、通算11アンダーの16位でフィニッシュした。昨年の35位を上回るポイントランク14位で2年目のシーズンを終え、有資格者を除く上位10人に付与される来季PGAツアー(米国男子ツアー)出場権を8番目で獲得した。