<令和7年度 明治神宮大会 高校の部:山梨学院6―3帝京>◇14日◇1回戦◇明治神宮球場 山梨学院が帝京に逆転勝ちで初戦…
<令和7年度 明治神宮大会 高校の部:山梨学院6―3帝京>◇14日◇1回戦◇明治神宮球場
山梨学院が帝京に逆転勝ちで初戦突破を果たした。投げては最速153キロ、打っても高校通算32発の二刀流・菰田 陽生(2年)が攻守で躍動した。
これまで投手と一塁手を兼任してきた菰田は「3番・サード」でスタメン出場。公式戦で初の三塁守備についた。秋の山梨大会、その後の関東地区大会で打撃が爆発し、吉田 洸二監督も「バッターとしての選択肢があるなら、内野手としてプレーした方が、彼の将来のためにも良いと思った」と、菰田が秘める可能性を活かすべく挑戦を薦めたという。
三塁手の練習を始めたのは関東地区大会を終えてから。首脳陣も当初は公式戦での起用は想定していなかったというが、遊撃手のレギュラーだった住友 輝人内野手(2年)が負傷したことで事態は急転。練習開始からわずか10日で、三塁手として公式戦デビューを果たすこととなった。
シートノックから軽快な動きを見せると、試合では5回に三遊間への強烈な当たりに飛び付き、すぐさま一塁に送球してアウトにするファインプレー。194センチ、100キロの恵まれた体格を誇るが「1歩目が大事。その中でも打者との距離が近いので重心を低くすることを心がけています」。投打だけでなく、守備でもなんなくこなしてみせた。
以前に「日本野球界の宝」と菰田を形容した吉田監督は「最初は可もなく不可もなくでした。ただ普通は慣れてないとポロポロしてしまいますが、それをグラブの芯で取れるのが菰田くんのセンスだと思います」とその素質に太鼓判を押す。さらには「常に想像を超える選手。今日はサードの守備で超えてきました」と成長止まらぬ大器を絶賛していた。