2024年の現役ドラフトは13選手が新たな球団へ移籍した 2025年の現役ドラフトが約1か月後(開催日未発表)に行われる…

2024年の現役ドラフトは13選手が新たな球団へ移籍した

 2025年の現役ドラフトが約1か月後(開催日未発表)に行われる。移籍をきっかけに飛躍する選手、新天地でも結果を残せずに苦しむ選手とさまざまなドラマを生んでいる。ここでは、2024年の“現ドラ組”の2025年シーズンを振り返ってみる。

 日本ハムから加入した田中瑛斗投手はチーム2位タイの62試合に登板し1勝3敗、防御率2.13で36ホールドをマーク。日本ハム時代の過去7年で計10試合登板から大きな戦力となった。

 巨人から阪神に移籍した畠世周投手はシーズン終盤の8月31日に1軍に昇格すると、12試合の登板で防御率0.00、4ホールド。チームのリーグ優勝に貢献した。ヤクルトの矢崎拓也投手はチーム2位の45試合に登板し、防御率1.93&12ホールド。チームは最下位に終わったが、活躍は光った。

 広島に2巡目指名で日本ハムから入団した鈴木健矢投手はキャリア最多タイの24試合登板で防御率1.89。ソフトバンクから日本ハムに加わった吉田賢吾捕手は自己最多の47試合に出場し、プロ初を含む4本塁打を記録した。

 一方でDeNA・浜地真澄、オリックス・本田圭佑、楽天・柴田大地の3投手。広島1巡目指名の山足達也内野手は、移籍後わずか1年で無念の戦力外通告を受ける結果となった。(Full-Count編集部)