■首位の水戸と4位のRB大宮の「因縁」【J2リーグ第36節 11月9日 14時03分キックオフ 水戸 0ー2 大宮 ケー…

■首位の水戸と4位のRB大宮の「因縁」

【J2リーグ第36節 11月9日 14時03分キックオフ 水戸 0ー2 大宮 ケーズデンキスタジアム水戸】

 J1昇格争いは、まだ、決着が着かない。

 J2リーグ第36節が11月8、9日に開催された。ここまで4位のRB大宮アルディージャは9日、首位の水戸ホーリーホックとのアウェイゲームに臨んだ。

 少なからず因縁のあるカードである。

 RB大宮は2004年にクラブ史上初のJ1昇格を果たしたが、ホームのNACK5スタジアム大宮で行なわれた昇格決定試合の対戦相手は水戸である。水戸の森直樹監督は、その試合に出場していた。

 今度は水戸が、自分たちのホームでクラブ史上初のJ1昇格を決めるのか。注目の一戦は9日の14時03分にキックオフされた。

 RB大宮はスタメンに変更があった。右SB茂木力也が前節のブラウブリッツ秋田戦で負傷し、左SB下口稚葉は累積警告で出場停止である。右SBにはDF関口凱心が、左SBはDFイヨハ 理 ヘンリーが入った。どちらも前節に途中出場しているが、スタメン出場となると時間が空く。関口は4試合ぶり、イヨハは8試合ぶりである。GK笠原昂史が負傷離脱中のゴールマウスには、3試合連続で加藤有輝が立つ。

 敵地へ乗り込んだRB大宮は、序盤から押し込まれる。水戸のハイプレスを受け、自陣からなかなか抜け出せない。相手の圧力を受けた選手のパスがズレてしまい、自陣でのボールロストから際どいシュートを浴びるシーンがあった。

■関口とカプリーニの右サイドが優位性を生み出す

 キックオフ直後から押し込まれたRB大宮は、13分のワンプレーをきっかけに試合の流れを引き寄せる。右サイドでパスを受けた関口が、FWカプリーニとのパス交換から右サイド深くまでえぐったのだ。

 関口とカプリーニは、ともにシーズン開幕を控え選手の立場で迎えている。ゲーム形式のトレーニングでは同じチームでプレーすることが多く、ふたりは練習から右サイドを構成してコンビネーションを磨いていった。

 カプリーニはその後スタメンに定着し、チームトップの10得点をマークしている。一方の関口はここ3試合スタメンから外れていたものの、カプリーニとの連携はすでに構築されている。果たして、14分にも関口がスローインをカプリーニへ供給し、リターンパスを受けた関口のクロスからFWオリオラ・サンデーが決定的なヘディングシュートを浴びせた。

 カプリーニは前半終了間際にも、ペナルティエリア内で粘り強くボールをキープし、至近距離から決定的なシュートを浴びせている。右サイドからの攻撃に得点の可能性を感じさせながら、RB大宮は0対0のスコアでハーフタイムを迎えたのだった。

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