◇日米女子ツアー◇TOTOジャパンクラシック 2日目(7日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)◇晴…

◇日米女子ツアー◇TOTOジャパンクラシック 2日目(7日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)◇晴れ(観衆3029人)
畑岡奈紗は今季、ショットの修正に時間を費やしてきた。「直したい部分はたくさんあるけど、一度に全部はできないので順を追って」とスイングの最適解を求め、昨季から師事する高田洋平氏とやり取りを重ねる。今週も、開幕前に左へのミスがあった前週を踏まえて「骨盤が右に残ったままだと、(インパクト時に)伸び上がる癖がまだ出やすい。左右両方のミスが出ないように、左側へしっかりシフトすることに取り組んでいる」という。
クラブを握る際に始動しやすい右腕のポジションを探し、切り返しのタイミングを少しずつ変える。「切り返しでしっかり左側に(重心が)乗るようにすることが、いまの自分にとってはキー」と話した。

首位から出たこの日、前半は1番でバーディを奪い、3番(パー3)、5番でグリーンを外してボギーを喫したが、実測160ydの8番パー3で手前3mにつけてのバーディでパープレーにまとめ、後半の4バーディで「68」。申ジエと並ぶ11アンダーで首位を守った。
「もったいないミスもあったし、パッティングでラインに乗っていても少し弱くて手前で切れちゃうというのもあった。もう少しスコアを伸ばしたかったけど、あしたはしっかりそういうところで打ち切っていけるように頑張りたい」

2022年4月「DIOインプラントLAオープン」から約3年半も優勝がなく、今季は過去2シーズンの優勝者のみが出場できる米ツアーの開幕戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の出場を逃した。所属先が冠スポンサーの大事な大会に来季は出たい。残り2日、今度こそトップの座を譲りたくない。(滋賀県大津市/石井操)
