第104回全国高校サッカー選手権大会ダイジェスト

決勝戦 秋田商 2-1 明桜

得点者

秋田商:後半24分 竹谷柊真、後半40+2分 原田惇平

明桜:後半15分 高橋颯翔

試合ハイライト

10月25日、秋田県の高校サッカーファンの視線が一つのスタジアムに集中した。県内頂点を懸けた決勝戦で、秋田商業高校が明桜高校との接戦を制し、4年ぶりとなる県優勝を手にした。

試合は序盤から互いに譲らぬ展開となり、前半はスコアレスのまま折り返した。緊張感漂う後半、先に試合を動かしたのは明桜。高橋のシュートがゴールネットを揺らし、会場にどよめきが走る。明桜が流れを掴んだかに見えたが、秋田商はここから真価を発揮した。

後半終盤、秋田商は怒涛の攻撃を仕掛けて同点弾を奪う。さらにアディショナルタイムに突入した直後、ゴール前でこぼれ球を押し込み逆転。

試合は2-1で秋田商の逆転勝利に終わり、この勝利で秋田商は秋田県代表として全国大会へ駒を進めることになった。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部