第104回全国高校サッカー選手権大会ダイジェスト
決勝戦 青森山田 2-1 八戸学院大野辺地西
得点者
八学野辺地西:前半9分小向蓮翔
青森山田:後半26分菱田一清、後半34分深瀬幹太
試合ハイライト
“連覇街道”をひた走ってきた青森山田が、また一つ歴史を刻んだ――そんな結果が、決勝戦のピッチで刻まれた。
11月2日、全国のサッカーファンが注目する中、八学野辺地西が粘りの姿勢を見せ、先制の場面も作ったが、青森山田が後半に逆転し 2-1 で優勝を収めた。勝者の歓喜と敗れた者の悔しさが交錯した、熱い90分であった。
八学野辺地西が積極的に攻め、前半9分にロングスローの流れから先制に成功。場内が一気に盛り上がる。
だが後半に入ると青森山田がペースを握り直し、怒涛の反撃を展開。後半26分に同点弾、33分に逆転ゴールを挙げ、最終スコア 2-1 で青森山田が勝利を手にした。
八学野辺地西は、準決勝も辛勝で決勝に駒を進めたが、惜しくもあと一歩届かず。青森山田にとっては、県大会での連勝・連覇記録をまた一度更新する瞬間であった。
八学野辺地西が前半に先手を取ったことで、「もしかすると番狂わせになるかも」という空気が出た。観客も胸が高鳴った瞬間である。
しかし、青森山田は後半に入ってからそのプライドとパワーを示した。勝負どころでの技術、切り替えの速さ、フィジカルの強さが功を奏したと言える。
高校サッカーの県大会決勝という舞台で「逆転勝利」が出るのは、勝つ側・敗れる側ともに大きなドラマを生む。
青森山田の選手たちにとっては、連覇という結果が評価でありながら、この試合で改めて「勝ち続けることの難しさ」を体感したことだろう。
一方、八学野辺地西は今大会で準優勝に終わったが、前半の戦いぶりや準々決勝・準決勝の戦い方から見て「県大会制覇への芽」が確実に育っている。次シーズン、さらなる飛躍が期待される。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部