ワールドシリーズでは大谷から確信アーチも放ったビシェット(C)Getty Images ドジャースのドラマチックな連覇で…

ワールドシリーズでは大谷から確信アーチも放ったビシェット(C)Getty Images
ドジャースのドラマチックな連覇で幕を閉じたワールドシリーズの余韻が冷めやらぬ中、米球界では移籍に関する話題が尽きない。今オフも大物が揃うFA市場を中心に各球団の補強動静は早くも活況を呈している。
【動画】大谷翔平がガックリ…ビシェットに浴びた先制3ランのシーン
今冬はカイル・タッカー(カブス)やカイル・シュワバー(フィリーズ)、ピート・アロンゾ(メッツ)、アレックス・ブレグマン(レッドソックス)など大物打者のFAが目立つ中、大型契約が見込まれるうちの一人が、強打の遊撃手ボー・ビシェット(ブルージェイズ)だ。
先のワールドシリーズでも第7戦に先発した大谷翔平から先制3ランを放つなど存在感を示したビシェットは、レギュラーシーズンでも打率.311、18本塁打、94打点、OPS.840と上々のスタッツを記録。9月に左ひざ(捻挫)を痛めるコンディション面での不安はあるものの、卓越した打力は今冬のFA市場でも屈指の水準にある。
来年3月に28歳になるという若さもあり、契約金の高騰は必至だ。そうした情勢下においては、獲得するのもビッグマーケット球団に絞られてくるわけだが、目下最有力候補として挙げられているのは、他でもないワールドシリーズで対峙したドジャースだ。
現在、ドジャースはムーキー・ベッツが正遊撃手のポジションを確立。ビシェットも契約の際にはポジション変更を余儀なくされる可能性が高いが、そうしたリスクを差し引いても余りあるメリットがあるという。
「このオフは質の高いレギュラークラスの内野手が少ないことを加味すれば、かなり大規模な入札合戦に巻き込まれる可能性がある」
そう断言する米メディア『The Sporting Tribune』は「ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、そしてショウヘイ・オオタニという野球界屈指のレベルで危険な打者を支えているドジャース。しかし、ワールドシリーズ連覇を果たした今、球団は今以上に攻撃的な姿勢を見せると予想される」とし、ビシェット獲得が球団の強化方針と合致するとした。
また、スペイン紙『Marca』のアメリカ版も「ビシェットはパワー、一貫性、そしてリーダーシップを兼ね備える野球界屈指の遊撃手」と評価した上で、「ドジャースは、すでに充実した打線にさらなるスター打者を加えようとしており、ビシェットは長期的な内野陣構想の理想的な補強と見なしている」と断言。そして、契約規模がいかなるものになるかも予測している。
「高まる関心は残留を目指しているブルージェイズのフロントに直接的なプレッシャーを与えている。ドジャースが参戦することで8年総額2億ドル(約308億円)規模の契約が基準案として浮上している。時が経てば経つほど、ビシェットがドジャースの華やかな光と優勝への野望に惹かれるのではないかという憶測はますます高まっていくに違いない」
果たして、攻守での貢献が期待できる名手の行く末はどうなるのか。ドジャースの3連覇に向けた強化がいかなる形で勧められるかも含めて注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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