ソフトバンクの日本一奪回で幕を閉じた2025年のプロ野球。ポストシーズンも終わり、各チームの契約更改も始まっている。今年…
ソフトバンクの日本一奪回で幕を閉じた2025年のプロ野球。ポストシーズンも終わり、各チームの契約更改も始まっている。今年はどんな選手が昇給を掴むのか。パ・リーグで大幅な年俸アップが期待される選手をあげてみた。
まず注目したいのがプロ3年目の西武・山田 陽翔(近江)だ。高校時代には甲子園で歴代5位となる11勝を挙げた同世代のスター選手。昨年まで一軍登板はなかったが、今年4月にデビューを果たし、49試合で防御率2.09と飛躍の年となった。過去には平良 海馬(八重山商工)が3年目に600万円から1200万円と倍増したこともあり、今季ブルペン陣を支えた山田も現状の700万円から倍額の1400万円~1500万円に収まりそうだ。
チームとしても123試合に出場し、キャリアハイの成績を残した滝澤 夏央(関根学園)が730万円で、山田と同じく大幅アップが期待される。他にも西川 愛也(花咲徳栄)が1100万円、新人王候補にも挙がる渡部 聖弥(広陵―大阪商業大)が1250万円と今季多くスタメンを張った選手たちも格安な年俸で、契約更改も注目だ。
今季最下位に沈んだロッテも西武と同様に年俸の低い選手の活躍が光った。特に寺地 隆成(明徳義塾)が550万円ながら一軍116試合に出場し、打率.256、5本、33打点と才能を開花させた。高卒2年目で早くも頭角を現したが、チームが今季最下位に沈んでいることや、一軍定着が1年目ということを踏まえ1500万円~2000万円近くまで上がるのではないか。
また投手では高野 脩汰(出雲商―関西大―日本通運)が37試合で15ホールド、防御率1.84と奮闘。23年に43登板で18ホールド、防御率1.71の横山 陸人(専大松戸)が1800万円から3800万円、昨オフには51登板で27ホールド、防御率0.73の鈴木 昭汰(常総学院―法政大)が1800万円から5400万円と大幅アップを掴んでいる。高野も現状の1250万円から約3倍の4000万円近くまでアップすると予想したい。
ほかにも楽天の西口 直人投手(山本―甲賀健康医療専門学校)がトミー・ジョン手術から復活を果たし、52登板で防御率1.70の好成績を収めた。今年は1500万円だったが、61登板を果たした22年には4200万円でサインしており、2、3倍の金額もあり得そうだ。また2年目の中島 大輔 (龍谷大平安―青山学院大)も昨年の37試合から124試合まで伸ばし、打率.266、6本、31打点といずれも昨年の成績を上回った。現状920万円だが、倍増に近い1800万円~2000万円まで上がると予想したい。
日本ハムの達 孝太(天理)も先発ローテーションの一角を務め、自己最多8勝を挙げた。チームも2年連続2位とAクラス入りを果たしており、新人王獲得となれば現在の1050万円から4倍の4000万円前後も夢ではないだろう。またルーキーの山縣 秀(早大学院―早稲田大)も850万円と格安ながら球界トップクラスの守備力を武器に85試合に出場。ルーキー時代から80試合に出場した上川畑 大悟(倉敷商―日本大―NTT東日本)が1000万円から2200万円、65試合に出場した奈良間 大己(常葉大菊川―立正大)が770万円から1200万円になったことを考えると、2倍の1700万円~2000万円になるだろう。