来季もこの歓喜の表情が見られるのか(C)Getty Images 米『CBS SPORTS』は現地時間11月2日、早くも…

来季もこの歓喜の表情が見られるのか(C)Getty Images

 米『CBS SPORTS』は現地時間11月2日、早くも来年のワールドシリーズの優勝オッズを紹介した。米スポーツベッティング大手の『DraftKings』によるオッズで、1番人気は2連覇したばかりのドジャースで4.7倍。2番人気は今季は地区シリーズでブルージェイズの前に1勝3敗で敗退したヤンキースで8.5倍だった。

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「ドジャースはまだお祝いのシャンパンファイトのまっただ中だが、2026年のベッティングはもう始まっている」

 来季へ向けた戦いの火蓋はすでに切って落とされたと、同メディアは報じた。当然前評判ではトップのドジャース。ただワールドシリーズが終了し、すでに各球団のフリーエージェント(FA)選手が公示された。ドジャースからはクレイトン・カーショー、カービー・イエーツ、マイケル・コペック、アンドリュー・ヒーニー、ミゲル・ロハス、キケ・ヘルナンデス、マイケル・コンフォートの7選手。うち、カーショーは今季限りの現役引退を公表している。

 ワールドシリーズ第7戦で9回に起死回生の同点ソロを放ったロハスは、来季限りの引退を表明し、ドジャースでキャリアを終えたいと公言している。キケもチームに欠かせないムードメーカーとして再契約が有力視される。

「この冬にロースターの入れ替わりは見込まれるが、オオタニ、ベッツ、フリーマン、ヤマモトら主力のほとんどはチームに残る。3連覇へ向けて、最も戦力が整ったチームだ」

 戦力の充実ぶりを同サイトも認めた上で、「ただ確かなことは何もない。今年も苦しんだ上での勝利だった」と指摘。加えて2023年世界一のレンジャーズや、今年あとアウト2つで優勝だったブルージェイズのこの時期のオッズは51倍だったことも伝えた。

 なお2位以降は、3位が地区シリーズでドジャースに敗れたフィリーズで12倍、4位がポストシーズン進出を逃したアストロズと、リーグ優勝決定シリーズで敗退したマリナーズで14倍。以下メッツが16倍、レッドソックスとブレーブスが17倍、ワールドシリーズを最後まで戦ったブルージェイズは21倍となっている。他にメジャー最高勝率だったブルワーズと、ダルビッシュ有と松井裕樹が所属するパドレスも21倍で並んでいる。最低人気はロッキーズ、ホワイトソックス、ナショナルズの3球団で、501倍の「万馬券」だ。

 このオフのFA市場次第で、優勝オッズも刻一刻と変化はしていく。1年後、笑っているのはみたびドジャースか、それとも…。同サイトの指摘通り、戦いはもう始まっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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