第78回全国高校バスケットボール選手権大会(SoftBankウインターカップ(WC)2025=日本バスケットボール協会…

 第78回全国高校バスケットボール選手権大会(SoftBankウインターカップ(WC)2025=日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)の福岡県予選は3日、福岡市博多区のアクシオン福岡で決勝リーグ最終日を迎え、女子は精華女子、男子は福岡第一が優勝した。県代表の両校、九州ブロック代表として女子2位の東海大福岡と男子2位の福岡大大濠は、12月23日に東京で開幕する全国大会に出場する。

■宮本ツインズが計36得点、「宿敵」に雪辱

 男子最終戦は、昨年のWCで全国3位の福岡第一が、WCを制した福岡大大濠を80―70で振り切り、3年ぶりの優勝を決めた。

 高校総体(インターハイ)県予選決勝で敗れた悔しさをぶつけた。宮本聡選手(3年)は「お互いに隠すものはない。気持ちが大事になる」と試合開始から気迫を前面に守り、相手のミスを次々と誘った。

 第2クオーターを14点リードで折り返し、その後も相手に得点された直後に奪い返す展開で寄せ付けない。中盤以降は、双子の弟の耀選手(3年)とパス交換をしながら攻め上がり、得点を決めた。兄が23得点、弟は13得点とチームを引っ張り、会心の勝利となった。

 井手口孝監督は「力は大濠さんが上。うちの3年生の執念が勝利をもたらした。12月(WC)は福岡同士で決勝戦をしたい」とエールを送った。

 福岡大大濠の勝又絆主将(3年)は「相手の気迫に飲まれた」と悔しがり、再戦での勝利を誓った。(波多野大介)

■精華女子、「負けたら終わり」の最終戦制す

 女子決勝リーグは、精華女子が70―41で東海大福岡を破り、2連覇を決めた。

 前週に福岡大若葉に3点差で敗れ、1勝1敗で迎えた最終戦。昨年のWCで全国3位となり、今年も高校総体(インターハイ)県予選を制した優勝候補「本命」の敗戦で決勝リーグは三つどもえの大混戦となっていた。

 「負けたら終わり。すべてのものを出す」。森田栞名主将(3年)がそう意気込んで臨んだ一戦は、試合開始直後から2連勝中の東海大福岡の勢いを激しいディフェンスで食い止めた。

 チームの強みという3点シュートは、チーム全体で10本決め、そのうち6本を吉川愛未選手(3年)が沈め、リードを広げた。

 森田主将は「(前週の)負けがあったから優勝できた。WCもチーム一丸となって戦い、日本一になりたい」と語った。(波多野大介)