カーショーの表情は喜びに満ちていた(C)Getty Images メジャーリーグの2025年シーズンは、ドジャースがブル…

カーショーの表情は喜びに満ちていた(C)Getty Images
メジャーリーグの2025年シーズンは、ドジャースがブルージェイズとのワールドシリーズを制し、全日程を終えた。そして今季終了とともに、クレイトン・カーショーの18年にわたった現役キャリアにも幕が降ろされている。
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今回のワールドシリーズでの出番は、延長18回という異例の長期戦となった第3戦12回の打者1人を打ち取ったリリーフのみ。ポストーズン全体でもカーショーは計2度の救援登板にとどまった。だが、頂点に登りつめたドジャースの精神的支柱であり続け、球団史上初の連覇に貢献するという最高の功績を残し、自身の選手生活に終止符を打った。
球団史上でも屈指の実力を誇りながらも、カーショーは過去のポストシーズンにおいては、不本意な結果が目立った。今回はリリーフという役割を引き受け、登板数は少ないながらも、ベンチからチームを支え続けた。そして、大谷翔平や山本由伸といったチームの新たな「顔」がレギュラーシーズンからの原動力となり、カーショーの華やかなキャリアの最後にまた1つ、勲章が加っている。
多くのドジャースのスター選手とともに、チームを世界一に導いた偉大なサウスポーの引退を惜しむ声は、オフを迎えたばかりの現在も途切れることは無い。米メディア『JUST BASEBALL』は11月2日、公式サイト上において、カーショーへの惜別のメッセージを綴っている。
前日に終えた今季の戦いについて、「ショウヘイ・オオタニ、ウィル・スミス、ヨシノブ・ヤマモトといったキャリアの全盛期にいる選手たちとは対照的に、クレイトン・カーショーは土曜日、殿堂入りが確実なキャリアの最終戦に臨み、3度目のワールドシリーズ制覇でそのキャリアを締めくくった」と振り返る。
さらに同メディアは、その経歴にも想いを巡らせており、「かつてカーショーは『ポストシーズンで勝てない投手』として知られていた時期もあったが、その時代はもう終わった。彼は過去6年間でドジャースを3度のワールドシリーズ優勝(2020年、2024年、2025年)へと導いたのだ」と指摘。続けて、「今ポストシーズンで実際に登板したのはわずか2試合だったものの、ワールドシリーズの中で確かな足跡を残した。特に第3戦の長丁場となった試合では、二死満塁のピンチでネイサン・ルークスを打ち取り、チームを救っている」と貢献度を強調。
その上で、「クレイトン・カーショーをどう評価するにせよ、この勝利を味わう権利はチームの誰にも劣らない。彼は間違いなくこの世代を代表する名投手の1人であり、殿堂入り資格を得た瞬間にクーパーズタウンへと名を刻むことになるだろう」として、賛辞とともに今後への見通しも記している。
今季、カーショーは先発投手としても11勝をマークするなど、最後までトップクラスのスキルを示し続けた。若きプレーヤーたちにチームを託し舞台から降りた背番号22のパフォーマンスは、後世まで語り継がれて行くことになるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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