(2日、秋季近畿地区高校野球大会準決勝 智弁学園7―3滋賀学園) 2点を先取するも、四回に連打を浴びて逆転を許し、なおも…

(2日、秋季近畿地区高校野球大会準決勝 智弁学園7―3滋賀学園)

 2点を先取するも、四回に連打を浴びて逆転を許し、なおも無死満塁。智弁学園の2番手・水口亮明投手(2年)がマウンドに立ったのは、そんな場面だった。

 意識したのは気負わず、笑うこと。伸びのある直球で押し切り、味方の好守備もあって3者連続のフライに打ち取った。

 それでも「欲を出さない。一回ずつ抑える」と冷静さを心がける。八回途中まで得点を与えず、打っては七回に勝ち越しの適時打を放った。

 公式戦の登板は、4失点した秋の県大会準々決勝以来。準決勝からマウンドに立ち続けたエースの杉本真滉投手(2年)は「ライバル」と表現する。

 「今日まで必死にやってきた。(来春に向けて)監督が背番号1をどちらにつけるか悩むほど成長したい」。投手陣で誰よりも朝早くグラウンドに姿を現し、練習に励む背番号10が誓った。(周毅愷)