胴上げ投手となり、チームメイトから手荒い祝福を受ける山本(C)Getty Images 土壇場で飛び出したベテランの一振…

胴上げ投手となり、チームメイトから手荒い祝福を受ける山本(C)Getty Images
土壇場で飛び出したベテランの一振りが、奇跡の優勝をもたらした。
現地時間11月1日に敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦でドジャースは5-4で逆転勝利。メジャーリーグでは1998年から3連覇を飾ったヤンキース以来となる“世界連覇”を飾った。
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実にドラマチックな内容だった。1点ビハインドで迎えた9回1死で、相手守護神ジェフ・ホフマンと対峙したミゲル・ロハスはフルカウントからの6球目、内角低めへのスライダーを強振。高々と舞い上がった打球は、あっという間に左翼スタンドにあるブルペンへと飛び込んだ。
この試合までワールドシリーズでヒットがなかったロハス。それでもデーブ・ロバーツ監督が「起用したい」とこだわった采配が実る形となった。
これで流れを掴み返したドジャースは、9回裏の守りでは1死一、二塁の局面から前日に6回(96球)を投げていた山本由伸をスクランブルで起用。中0日での異例抜擢を受けたエースが満塁ともなった一打サヨナラのピンチをしのぐと、4-4で迎えた延長11回に、投手陣をけん引してきた女房役ウィル・スミスのソロホームランで勝ち越しに成功した。
なりふり構わずの選手起用で、絶体絶命のピンチを乗り越えたドジャース。土壇場で地力の強さを見せつけた“銀河系軍団”の劇的なワールドシリーズ連覇には、米メディアでも衝撃が広まっている。
米紙『Los Angeles Times』でドジャース番を務めるジャック・ハリス記者は自身のXで「こんな展開は脚本でも書けない」と強調。そして「この試合はこれまでに目にしてきた中で最も驚くべき、馬鹿げた、信じられない試合だ」と興奮気味に記した。
球界を、そして日米のお茶の間で興奮を生んだドラマチックなドジャースの連覇。その内容は、まさに頂上決戦にふさわしいものとなった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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