<第23回 全国中学生都道府県対抗野球大会 in 伊豆: 大阪市選抜(大阪)2-8上伊那プリポステラス(長野)>◇1日◇…
<第23回 全国中学生都道府県対抗野球大会 in 伊豆: 大阪市選抜(大阪)2-8上伊那プリポステラス(長野)>◇1日◇1回戦◇伊豆志太スタジアム
これまでドジャース・佐々木 朗希投手(大船渡出身)、オリックス・山下 舜平大投手(福岡大大濠出身)などが中学3年間、一般財団法人日本中学生野球連盟が主催した大会で戦った。その一環である全国中学生都道府県対抗野球大会 in 伊豆に、今後の成長を期待させる投手がいた。
ストレートの最速138キロを計測する大阪市選抜(大阪)の水野瑛斗投手。高いポテンシャルを秘めており、上伊那プリポステラス(長野)との試合でも力強く右腕を振りぬいた時のストレートは130キロに迫っていた。
そこは水野自身も「ストレートの球威は自信がある」と語るほどだ。
試合は4回途中3失点で降板する悔しい結果に終わり、「球種を張られて、連打を許してしまったのは悪かった」と悔やんでいた。だが、身長181センチ、73キロという体格もあって、本格派投手という印象を受けた水野。高校野球の世界で体づくりをすれば大型投手になる予感が漂うが、決して最初からずば抜けていたわけではない。
中学生に入学したばかりの頃は110キロ程度。体重も50キロほどと細身だったこともあり、「ボールに重みがなかった」という課題があった。そのために1日の食事を4、5回に増やしたり、プロテインなどを摂取。さらに走り込みといったトレーニングも行い、体作りを徹底してきた。
おかげで2年生の頃は175センチまで身長が伸びて、球速も130キロに到達。3年生になると、181センチまで成長してストレートも138キロとなった。「最初は変化球で勝負していましたが、今はストレートで勝負できるようになった」と自信を掴むことにも繋がった。その結果、自身初となる全国大会のマウンドに上がった。
緊張して思うようなプレー、結果は残せなかった。この悔しさを生かして高校野球では「もっと安心して守ってもらえるエースになりたい」と誓った。未完の大器が高校野球で花開くのか。これからの成長が楽しみだ。