11月2日(日)は東京・京都の2場開催となっている。■天皇賞(秋)でマスカレードボールが古馬GI制覇を狙う 東京1…
11月2日(日)は東京・京都の2場開催となっている。
■天皇賞(秋)でマスカレードボールが古馬GI制覇を狙う
東京11Rは芝2000mの天皇賞(秋)(GI)。マスカレードボールは前走の日本ダービーで2着、2走前の皐月賞でも3着と春のクラシック戦線で善戦を続けた。3走前の共同通信杯では重賞初制覇を果たしており、得意の東京コースで古馬相手のGI初制覇を狙う。対するは前走の宝塚記念を逃げ切ったメイショウタバル、一昨年のダービー馬で昨年の天皇賞(秋)2着、前走の香港・QE2世Cを制したタスティエーラなど。
■まほろばSでセオが巻き返しを期す
京都11Rは芝1600mのまほろばS(L)。セオは前走の都大路Sこそ15着と大敗したが、2走前のマイラーズCでは強敵相手に3着と好走した実力馬。3走前の六甲Sで4着、5走前の京都金杯でも4着と、マイルのリステッド競走や重賞で安定した走りを見せていた。今回は5月以来の出走となるが、得意の京都マイルで巻き返しを期す。対するは前走の中京記念で2着のシンフォーエバー、前走の三年坂Sを勝ち、現在2連勝中と勢いに乗るブエナオンダなど。
■秋嶺Sでドラゴンウェルズが巻き返しを図る
東京10Rはダート1300mの秋嶺S(3勝)。ドラゴンウェルズは前走の伊賀Sで4着だったが、2走前の3歳上2勝クラスではダート1200m戦を快勝。距離は短い方が良さそうだ。今回は初の1300m戦となるが、100mでも短くなるのは好材料で、巻き返しが濃厚だ。対するは同舞台の前走を含めダートで目下2連勝中のマーズオデッセイ、前走で交流重賞の北海道スプリントCで3着に入ったエコロアゼルなど。
■国立特別でアンパドゥが無傷3連勝を狙う
東京9Rは芝1600mの国立特別(2勝)。アンパドゥは前走の五頭連峰特別を勝利し、2走前の3歳未勝利から無傷2連勝中。特に前走は昇級初戦だったが見事な差し切り勝ちを見せた。2走前には同舞台の東京芝1600mを経験しており、3連勝でのOP入りに期待がかかる。対するは前走の鷹巣山特別で2着に入ったマテンロウバローズ、皐月賞馬ジオグリフの半弟で現在マイルで2連勝中のコリカンチャなど。
■清里特別でロッシニアーナがクラス突破を狙う
東京12Rはダート1600mの清里特別(2勝)。ロッシニアーナは昇級初戦の前走・鋸山特別で2着と好走。2走前には同舞台の1勝クラスを勝利しており、ここは再現を狙う。対するは前走、前々走と特別戦で連続3着のテーオーライマン、2走前に芝で勝ち上がったもののダート実績もあるダンツファイターなど。
■百日草特別でガローファノが無傷の2連勝を狙う
東京8Rは芝2000mの百日草特別(3歳・1勝)。ガローファノは前走の新潟新馬戦(芝1800m)を快勝。デビュー戦ながらセンスの良い走りを見せ、直線で鋭く伸びて差し切った。今回は距離延長とコース替わりがカギとなるが、素質は高く、無傷の2連勝での出世レース制覇を目指す。対するは中山芝1800mの新馬戦を勝ったフォルテアンジェロ、札幌芝1800mの新馬戦を制したエリプティクカーブなど。
■もちの木賞でパイロマンサーが無傷の2連勝を狙う
京都9Rはダート1800mのもちの木賞(1勝)。パイロマンサーは前走、同舞台で行われた新馬戦を快勝。早め先頭から押し切る強い内容だった。2戦目の上積みも期待でき、無傷の2連勝で今後のダート路線に名乗りを上げたい。対するは阪神ダート1800mの新馬戦を制したボクマダネムイヨ、2走前の新馬戦は芝で4着だったがダート替わりの前走で変わり身を見せたワンダーディーンなど。
■東京1Rでグランマエストロが初勝利を狙う
東京1Rは芝1600mの2歳未勝利。グランマエストロは前走の新馬戦こそ8着に敗れたが、変わり身に期待したい一頭。母はGI6勝の名牝グランアレグリアで、マイル戦での勝利も多い血統背景を持つ。母譲りのスピードで初勝利を掴めるか注目される。対するは使いながら良化中のオーシャンステラ、前走が好内容の3着だったサザンテイオーなど。
■東京4Rの新馬戦でプリモシーンの半妹モートンアイランドなどがデビュー
東京4Rは芝1600mの新馬戦。
・半兄に21年セントライト記念を勝ったアサマノイタズラ(父ヴィクトワールピサ)がいる、サートゥルナーリア産駒のフューチャプライムがA.プーシャン騎手でデビューする。
・半姉に20年東京新聞杯など、重賞3勝を挙げたプリモシーン(父ディープインパクト)がいる、モーリス産駒のモートンアイランドがC.ルメール騎手でデビューする。
・半姉に23年京王杯2歳Sを勝ったコラソンビート(父スワーヴリチャード)がいる、ベンバトル産駒のシェーロドラートが津村明秀騎手でデビューする。
■東京5Rの新馬戦でアドマイヤマツリの半妹アドマイヤフクなどがデビュー
東京5Rは芝2000mの新馬戦。半姉に25年福島牝馬Sを勝ったアドマイヤマツリ(父キタサンブラック)がいる、アドマイヤマーズ産駒のアドマイヤフクがA.プーシャン騎手でデビューする。
■京都5Rの新馬戦でエンペラーワケアの半妹エレーデサンライズ、デシエルトの全妹アクアアイなどがデビュー
京都5Rは芝1600mの新馬戦。
・半姉に19年府中牝馬Sを勝ったスカーレットカラー(父ヴィクトワールピサ)がいる、コントレイル産駒のカモンレイルが鮫島克駿騎手でデビューする。
・セレクトセール1歳8400万円(税抜き)、全兄に24年中日新聞杯を勝ったデシエルト(父ドレフォン)がいる、ドレフォン産駒のアクアアイが岩田望来騎手でデビューする。
・半兄に25年京成杯を勝ったニシノエージェント(父イスラボニータ)がいる、リアルスティール産駒のダンツアラームが和田竜二騎手でデビューする。
・半兄に24年武蔵野Sなど、重賞2勝を挙げたエンペラーワケア(父ロードカナロア)がいる、エピファネイア産駒のエレーデサンライズが藤懸貴志騎手でデビューする。
■水野貴広調教師のバースデー
2日は水野貴広調教師の53歳のバースデー。当日の管理馬は東京6Rにリッキースタイルがスタンバイしている。
■地方競馬で4重賞
・盛岡競馬場では17時35分にすずらん賞(重賞)が行われ、重賞6勝のヒロシクンなどが出走する。
・佐賀競馬場では18時05分に九州大賞典(重賞)が行われ、連覇を狙うアエノブライアンなどが出走する。
・高知競馬場では18時15分に土佐秋月賞(重賞)が行われ、2連勝中のフーイナムなどが出走する。
・帯広競馬場では20時00分にばんえい菊花賞(重賞)が行われ、6連勝中のスターイチバンなどが出走する。