(1日、第145回秋季中国地区高校野球大会準決勝 崇徳10―0倉敷商) 3ボール2ストライク。フルカウントをものにした崇…
(1日、第145回秋季中国地区高校野球大会準決勝 崇徳10―0倉敷商)
3ボール2ストライク。フルカウントをものにした崇徳(広島)が、倉敷商(岡山)をコールドで破り、決勝進出を決めた。
一回表、2死二塁。崇徳は2者連続でフルカウントから四球を選び、満塁とした。平田悠選手(2年)の打席もフルカウントに。そこから2球ファウルで粘る。「ファウルが続いて緊張したけど、とにかく食らいついた」
8球目の直球をついにとらえると、打球は中前へ。スタートを切っていた2者が生還し、2点を先制した。
今大会2試合で無安打だった平田選手。フルカウントの勝負を制し、藤本誠監督は「あそこから思い切って振れたのは彼の成長」とたたえた。
この試合で、崇徳打線は8度、フルカウントに持ち込み、このうち5回出塁を果たした。相手投手に球数を投げさせ、八回の8得点につなげた。
一方、先発の徳丸凜空(りく)投手(同)はフルカウント勝負を5度迎えたが、出塁を許したのは一度だけだった。
33年ぶりの秋の中国大会決勝を前に、平田選手は「今日は勝てたけど、切り替えてまた明日全力で戦います」と話した。(相川智)