今週の日曜日は、東京競馬場で天皇賞(秋)(GI・芝2000m)が行われます。 過去10年の天皇賞(秋)で3着以内に入…
今週の日曜日は、東京競馬場で天皇賞(秋)(GI・芝2000m)が行われます。
過去10年の天皇賞(秋)で3着以内に入った馬は、すべて前走で中央4場(東京、中山、京都、阪神)か札幌に出走していました。その中でも前走で東京に出走していた馬が14頭となっています。過去10年の天皇賞(秋)はすべて東京で開催されていますので、前走で同じ競馬場でのレース経験というのが重要になってくるのでしょう。
前走が東京以外だった馬については、前走の距離やレース格に注意が必要です。前走が東京以外だった馬で3着以内に入ったのは16頭。この内、前走で根幹距離(400で割り切れる距離)に出走していた馬が8頭となっています。過去10年の天皇賞(秋)はすべて根幹距離の2000mで開催されていますので、前走で同じカテゴリーに該当する距離での経験も重要と言えそうです。
一方で前走が非根幹距離だった馬も8頭が3着以内に好走。ただし、この内の7頭は前走でGIに出走。前走が非根幹距離だった馬にも上位争いのチャンスはありますが、GIの流れや雰囲気を経験している馬の方が好走する可能性は高いと言えるかもしれません。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走中山に出走(ただし、東京でGIを勝っている馬は除く)
[0-0-0-17]複勝率0%
該当馬:コスモキュランダ、ミュージアムマイル
(過去の該当馬:24年レーベンスティール3番人気8着)
※特に言及のない限り、データは過去10年の天皇賞(秋)を対象にしています。
上位人気が予想されるミュージアムマイルが該当しました。
過去10年の天皇賞(秋)で前走中山組はすべて非根幹距離のGIIから参戦。その中で結果を残したのは18年レイデオロのみと厳しい結果になっています。これは前走で東京での競馬を経験していないことに加え、天皇賞(秋)とはカテゴリーの違う競馬に使われていることがマイナスに働いている証と言えそうです。
唯一の好走馬であるレイデオロは、17年の日本ダービー勝ち馬。東京のGIを勝っているのは高い能力はもちろんですが、コースへの適性にも優れている馬と言えます。前走で天皇賞(秋)とはかけ離れた条件に使われている馬については、東京でのGI実績が好走の鍵を握っていると言えそうです。
該当馬に挙げたミュージアムマイルは前走で中山のセントライト記念に出走。距離は2200mでレース格はGII。ミュージアムマイルはこれまでに東京のGIで勝利していませんので、天皇賞(秋)の過去傾向からすると大きな期待をするのは危険かもしれません。
ミュージアムマイルの東京での競馬経験は2走前の日本ダービーのみ。この時は距離が長かった可能性こそあるものの、レースでは前にいる馬を差せず後続に差されるという平凡な内容。東京コースへの高い適性が見られなかったことは気になるところ。
今年の皐月賞を制しているように能力は高いモノがあります。しかし、今回は実績のない東京での一戦ですし、皐月賞で見せたパフォーマンスが発揮できない可能性は否定できません。人気で配当妙味も薄いですし、本馬の評価を下げることも一考したいところです。
重賞レースの参考に、是非お役立てください。