現地時間10月31日、アメリカ・デルマー競馬場で行われた、ブリーダーズカップジュベナイル(G1・ダ1700m)は、J.…
現地時間10月31日、アメリカ・デルマー競馬場で行われた、ブリーダーズカップジュベナイル(G1・ダ1700m)は、J.ヴェラスケス騎乗の断然人気馬テッドノフィー(牡2・T.プレッチャー)が、好位から抜け出して無傷の4連勝を飾った。2着にミスターエーピー(牡2・V.セリン)、3着にブラント(牡2・B.バファート)が入った。勝ちタイムは1:42.25(良)。
テッドノフィーは道中好位2番手からの競馬で、テッドノフィー、ブラントの人気馬が先頭を形成。直線入口から先頭に立ったテッドノフィーがライバルをねじ伏せた。同馬を管理するトッド・プレッチャー調教師にとって、この勝利はBC通算16勝目、同レース5勝目。鞍上のヴェラスケス騎手はBC通算22勝目で、ジュベナイルはこれで3勝目となった。
【動画】ブリーダーズカップジュベナイル「展開は想定通り」

プレッチャー調教師は「展開は想定通りで、最後までしっかりと伸びてくれました。ブラントが粘り返してきたときは少しヒヤリとしましたが、こちらも再び伸びてくれました」コメント。鞍上のJ.ヴェラスケス騎手も「スタートも道中もスムーズでした。直線で影のところで少し集中が切れましたが、再びスイッチが入りました。とても乗りやすい馬です」とレースを振り返った。
また、人気を分け合った3着ブラントのB.バファート調教師は「ブラントは距離経験の差が出ました。ただ、これでさらに良くなるはずです。テッドノフィーは本当に強い馬でした」と、ライバルの能力を称えた。