今週の日曜日は、京都競馬場でファンタジーステークス(GIII・芝1400m)が行われます。 12年以降の京都芝140…
今週の日曜日は、京都競馬場でファンタジーステークス(GIII・芝1400m)が行われます。
12年以降の京都芝1400mで開催されたファンタジーS(計10レース)の前走クラス別成績を見ると、様々なクラスから3着以内馬が出ており特筆できる点はありません。ただ、前走で重賞に出走していた馬は単勝回収率429%、複勝回収率211%と非常に高い数値を残しています。
昨年は15番人気で3着に入ったベルビースタローンが前走重賞からの参戦。ほかにも14年に14番人気で優勝したクールホタルビも前走で重賞に出走。データ対象のファンタジーSはすべてGIIIに格付けされています。前走が重賞だった馬は、その時に結果が出ていなかったとしても、レベルの高いメンバーを相手に走った経験が生きる可能性があるので注意が必要と言えそうです。
前走で重賞以外に出走した馬の中で注目したいのは新馬、未勝利。データ対象のファンタジーSでは前走で新馬、未勝利に出走していた馬は単勝回収率177%、複勝回収率113%。前走重賞組よりも数値は落ちますが、単勝と複勝の回収率が100%を超えている点は見逃せません。
データ対象のファンタジーSで前走が新馬か未勝利だった馬は、すべて前走で1着になっていました。前走が格下のレースだったとしても、そこで勝利を収めている馬は勢いがありますし、それを生かして好走するケースがあることは覚えておきたいところです。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走1勝クラスで3番人気以下
[0-0-0-13]複勝率0%
該当馬:フルールジェンヌ、ベレーバスク、メイショウハッケイ
(過去の該当馬:24年ヴーレヴー2番人気4着、19年ヤマカツマーメイド3番人気4着)
※特に言及のない限り、データは12年以降の京都芝1400mで開催されたファンタジーS(計10レース)を対象にしています。
上位人気が予想されるメイショウハッケイが該当しました。
12年以降の京都芝1400mで開催されたファンタジーS(計10レース)では前走が重賞だった馬や新馬、未勝利に出走していた馬の活躍が目立つことは先述した通りです。その一方で前走が1勝クラスだった馬は22頭が出走し1勝2着3回。単勝回収率43%、複勝回収率45%と苦戦しています。
前走1勝クラスの馬でも特に不振なのは、その時のレースで3番人気以下だった馬。なんと、これに該当する馬はすべて馬券圏外と悲惨な結果となっています。しかも、ファンタジーSで人気を集めていた馬も含まれているので、前走1勝クラスに出走していた馬の取り扱いには注意が必要です。
前走で1勝クラスに出走し3番人気以下になっている馬は、それまでのレースで高いパフォーマンスを見せていないこと。もしくは血統や生産背景などから素質の高さを裏付ける根拠に乏しい馬と言えそうです。そのような馬は重賞メンバー相手では能力や素質が見劣るため、このような傾向になっていると考えられます。
該当馬の1頭に挙げたメイショウハッケイは前走1勝クラスに3番人気で出走。そこで後方から脚を使って2着と結果を残している点は評価できますが、レース当日は重馬場で道悪の適性が生きて好走した可能性もあります。また、8頭立てで前との差がそれほどなかったことも結果が出た要因として考えられます。
本稿を書いている時点で週末の京都は晴れ予報。前回のような道悪は期待できそうにありません。また、出走頭数も12頭と前走よりも多くなりますので、前回同様の形だと差し損ねる可能性も十分にありそうです。
前回の走りから多くの支持を集めそうな1頭ですが、その時とは馬場や頭数に違いがありそうですし信頼しすぎると痛い目にあうかもしれません。近年のファンタジーSは人気薄が台頭するシーンも多くみられますし、少しでも不安を感じる人気馬は軽視するのが得策かもしれません。
重賞レースの参考に、是非お役立てください。