◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 2日目(31日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7137yd(パー71)◇…
◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 2日目(31日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7137yd(パー71)◇雨(観衆732人)
この日8個目のバーディを奪って通算10アンダーに一番乗りした直後の後半14番、石川遼にミスが出た。打ち上げの左ドッグレッグで500ydと距離もあるパー4は、この日3番目に難しかったホール。コーナーを突き抜ける形になった1Wショットから、2打目もまだ230ydほど残っていた。しかもラフからで繊細なコントロールは難しく、グリーン右のがけ下へ。アプローチはうまく寄せたものの、3mのパーパットがわずかに左を抜けた。
グリーンは左右どちらも外せば厳しく、徹底してトラブルを避けるなら手前に刻むしかない状況だが、まだ2日目。「(グリーンを)狙うなら、やっぱりリスクはある。何とか気合でその幅に打ちたかったですけど、難しかったですね」と冷静に振り返る。右の林が近くにせり出す15番は1Wで高めのフェードを打とうとしたボールがややつかまり、左のバンカーに入った。少し“目玉”になっていたため、潔く刻んだ後の3打目も5mほど残してスコアを落とした。
ミスを課題として受け入れつつ、「いいゴルフだったと思います」とハキハキ言った。6,7番と立て続けに4、5mほどの距離をきれいに沈めたパッティングは「ラインの読みとか、打ち出せている感じはすごくいいラインに乗っている」とうなずくフィーリング。プレーオフに1打届かず3位だった直近の「日本オープン」ではラウンド中にクローグリップにチェンジするシーンもあった。「ちょっと自分で取り組んでいることがあるので、きのう今日は最後まで順手で。そこは臨機応変に」と話し、試合で上を目指しながらテーマをおろそかにすることなく戦っている。
少しだけ表情をゆがめたのは、最終18番で決め切れなかった1mのパーパット。雨風が強くなった17番(パー3)でミドルパットを決めてバーディとした後のボギーフィニッシュを「最後だけミスパットしちゃったんで。まだまだだなって」と自分に言い聞かせ、週末の肥やしにするつもりだ。
この日ベストタイの6アンダー「65」で首位と2打差の通算8アンダーに浮上。シーズン初勝利が遠い今季にあって、トップに最も近いポジションで折り返す。「いいからこそ、もっとできたなと思うところがある。本当に楽しみですし、しっかり自分のやるべきことをしたい」。優勝争いの週末を前に、雨の中を練習へ向かった。(千葉県栄町/亀山泰宏)