ワールドシリーズ第3戦延長15回からクラインの好投が光った(C)Getty Images ドジャースとブルージェイズのワ…

ワールドシリーズ第3戦延長15回からクラインの好投が光った(C)Getty Images
ドジャースとブルージェイズのワールドシリーズは第4戦まで終え、2勝2敗のタイとなった。中でも第3戦は延長18回までもつれる死闘で、6時間39分というロングゲームとなった。
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試合後、5-5の延長15回から登板したウィル・クラインに注目が集まった。メジャーでは22試合に登板して2イニングが最長だった男が、延長18回まで4イニングを投げ切り、72球1安打無失点5奪三振で勝ち投手となった。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「クラインは、大舞台で結果を出す才能があるようだ」と称えた。リリーフ陣が課題に挙げられるドジャースだけに、今後が楽しみな投球だった。
また別の記事でも「ほとんど登板機会がなかったリリーフ投手であるウィル・クラインが、ドジャースのために4イニングを無失点に抑える英雄的な投球を見せ、チームはフレディ・フリーマンのサヨナラホームランにより、延長18回にもつれ込んだ激戦を6-5で勝利した」と綴った。
そして「メジャーリーグで様々なチームを渡り歩いてきた選手にとって、クラインが最高の舞台で、誰も想像しなかったレベルのパフォーマンスを発揮したのは衝撃的だった」と驚いていた。
25歳の右腕はロイヤルズ、アスレチックス、マリナーズと渡り歩き、今度はドジャースのユニフォームを着て一夜にして“英雄”となった。
米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、「ワールドシリーズ第3戦が名勝負となったのは、クラインのような努力なしにはありえない。そして、その努力を認めたいと賛嘆する者がいた。クラブハウスに姿を現したのは、ドジャース投手の重鎮、サンディ・コーファックスだ」と伝えた。
89歳のコーファックス氏はクラインに歩み寄り、手を差し出し、彼の目を見て「Nice going(よくやった)」と称えたという。
記事では「これはシンプルな言葉だが、計り知れない重みを持っている」と指摘。3度のサイ・ヤング賞やワールドシリーズMVPにも輝いたドジャースのレジェンド左腕と対面したクラインは「夢のようだった」と述べたという。
「彼の勇敢なパフォーマンスはファンの間で永遠に記憶されるだろう」と、クラインが大舞台で残した結果は、今後もファンの間で語り継がれていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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