◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 事前情報◇成田ヒルズCC(千葉)◇7137yd(パー71)国内男子ツ…
◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 事前情報◇成田ヒルズCC(千葉)◇7137yd(パー71)
国内男子ツアーの所属選手で構成されるジャパンゴルフツアー選手会主催の新規大会が30日(木)に開幕する。米カリフォルニア州を拠点とする世界最大級のサイバーセキュリティ関連企業、フォーティネットを特別協賛に迎え、千葉県の成田ヒルズCCに96人が集う。
賞金総額は開催発表時の1億円から1億5000万円に増額され、優勝賞金も2000万円から3000万円にグレードアップした。シーズン残り6試合となって本格化する賞金王争いにも影響力を持つ4日間となりそうだ。
6月までに初優勝を含む2勝を挙げた生源寺龍憲が7758万5920円でリードするレースは混戦模様。生源寺は直近の「日本オープン」で今季国内ツアー初の予選落ちを喫しており、ランク10位の清水大成(4940万9359円)までが今週の結果次第でトップに立つ可能性がある。
11月「ダンロップフェニックス」終了時点のランク1位なら来季PGAツアーおよび下部コーンフェリーツアーの出場権をかけた予選会(Qスクール)のファイナルから、2位から5位まではセカンドステージから参戦できる。2次からの資格を持つ石川遼はランク14位(4000万6256円)にとどまっており、ファイナルからのルートには残り4戦で今季初タイトルが欲しい。
28日に予選ラウンドの組み合わせが発表され、生源寺は2週前「日本オープン」覇者の片岡尚之、古川龍之介とのペアリングになった。石川は今季1勝の蝉川泰果、出利葉太一郎と同組で回る。
新たな秋のビッグトーナメントとしての発展を願いつつ、選手会は「プレーヤーとファンがかつてなく強くつながる大会」をテーマに掲げる。SNSを活用して『18の質問』を投げかけ、ファンの意見を公募。届いた声をもとにWi-Fi環境を整えた観戦エリア、大会観戦アプリの導入、各ホールに観戦ポイントを記したアテンドボードの設置など、“ギャラリーファースト”のトーナメントを目指す。
<出場予定選手>
阿久津未来也、池田勇太、石川遼、今平周吾、片岡尚之、勝俣陵、金子駆大、河本力、小平智、小西たかのり、清水大成、下家秀琉、生源寺龍憲、杉浦悠太、蝉川泰果、ソン・ヨンハン、谷口徹、谷原秀人、ショーン・ノリス、堀川未来夢、宮里優作、米澤蓮