(26日、秋季近畿地区高校野球大会準々決勝 滋賀学園2―1近江) 1―1の九回裏1死満塁。滋賀学園にサヨナラとなる適時打…
(26日、秋季近畿地区高校野球大会準々決勝 滋賀学園2―1近江)
1―1の九回裏1死満塁。滋賀学園にサヨナラとなる適時打を打たれると、近江の捕手・杉本将吾主将(2年)は両手をひざにつき、うなだれた。
勝てば来春の選抜大会出場に大きく近づく準々決勝。しのぎを削ってきた両チームは県大会準決勝でも対戦し、そのときは、延長十回タイブレークの末に近江が勝った。
近江は、最速140キロ超の右腕、エース・上田健介投手(同)が先発。八回まで被安打3、失点1に抑えた。杉本主将はカウントが悪くなってはマウンドに駆け寄り、相方の肩をさすって「力を抜けよ」と支えた。
制球に課題がある上田投手だが、申告敬遠一つを含む3四球。最後は渾身(こんしん)の直球を左前にはじき返された。杉本主将は打席でも3打数2安打と気を吐いたが、「上田がすごくいいピッチングをしてくれていたので申し訳ない」と目を赤くした。
2人は1年からバッテリーを組む。上田投手が「頼りがいがある」と信頼を寄せる杉本主将。選抜大会出場は「当落線上」となったが、「来年に向けて一日一日練習したい」と話した。(仲程雄平)