(26日、秋季近畿地区高校野球大会準々決勝 大阪桐蔭10―0天理=6回コールド) 秋季大阪大会を制した大阪桐蔭が、天理(…
(26日、秋季近畿地区高校野球大会準々決勝 大阪桐蔭10―0天理=6回コールド)
秋季大阪大会を制した大阪桐蔭が、天理(奈良2位)を下して4強入りを決めた。来春の選抜大会の近畿地区の一般選考枠は「6」。2024年夏以来、3季ぶりの甲子園出場をほぼ確実にした。
主将の黒川虎雅(たいが)(2年)は「甲子園に行けなかった悔しさを持っている。粘り強く戦えるチームになった」。
一回からしつこく攻めた。
1死走者なしから2番中西佳虎(けいと)(2年)が13球粘って出塁すると、走者をためて7番黒川、8番中島斉志(なるし)(1年)の連続適時打などで5点を挙げた。適時打はいずれも追い込まれてから放った。
黒川は「低く、強く打つ。追い込まれてからのバッティングも練習で考えてやってきた」と手応えを口にした。
チームは昨冬から各打者のスイングを見直してきた。低反発バットの影響を考え、しっかりと振って低く鋭い打球を打てるように「土台から作り直した」(西谷浩一監督)。
今大会の2戦はいずれも打線に切れ目がなく、猛打で快勝した。積み上げてきたものが実を結んだ。
先輩たちの思いも、後押しになった。
練習では引退した3年生が、積極的に打撃投手を務めてくれた。近畿地区大会で対戦が予想された先発投手のフォームや球筋、配球を意識して投げてくれた。
黒川は「3年生の分も、自分たちが絶対に甲子園に行くぞとやってきた。ここからまだまだ成長していかないといけない」
選抜大会の通算勝利数、優勝回数ともに全国トップの大阪勢は昨秋の近畿地区大会でふるわず、今春の選抜大会に出場できなかった。大阪勢が選抜に出ないのは98年ぶりだった。
今大会は大阪桐蔭以外の大阪勢(近大付、金光大阪)がいずれも1回戦で敗退。2年続けて大阪勢のいない選抜大会になることは避けられそうだ。(平田瑛美)