スポーツクライミングの五輪メダリストらトップ選手が出場する「IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025」が、…
スポーツクライミングの五輪メダリストらトップ選手が出場する「IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025」が、26日まで福岡県飯塚市仁保のいいづかスポーツ・リゾート「ザ・リトリート」で開かれている。障害者によるパラクライミングも同時に開催される国内初の大会だ。
大会は、日本や米国、韓国など6カ国が男女混合で競うスポーツクライミングの国別対抗戦と、パラクライミングがある。飯塚国際車いすテニス大会を長年開催している実績が評価されたこともあって、飯塚市での開催が決まった。
開幕日の23日には、12メートル以上の壁を登り高さを競う「リード」と、複数の壁をそれぞれ制限時間内に登る「ボルダー」の予選があり、パリ五輪の銀メダリストの安楽宙斗(そらと)選手ら6人で出場した日本がいずれも決勝に進出。24日のリード決勝では韓国が1位、日本は2位だった。
23日に観戦に訪れた福岡市博多区の小学3年、相川環さん(9)はパリ五輪の競技を見て、スポーツクライミングを始めたという。「リードの最後で、ボンと飛ぶように登るのがすごかった。こんな選手たちを見られてうれしい」と話した。
25日はボルダーの決勝とパラクライミングの予選、26日にはパラクライミングの決勝がある。詳しくは大会ホームページ(https://www.live-link.life/online/cgf2025)で。(岩田誠司)