2017年8月、左膝の故障を治癒させるため、シーズンの残り試合を欠場すると発表しているスタン・ワウリンカ(スイス)が自身のツイッターで練習中の様子を動画ツイートしている。ツイートには「7月以来の初めての練習! とっっっっても嬉しいし興奮して…

2017年8月、左膝の故障を治癒させるため、シーズンの残り試合を欠場すると発表しているスタン・ワウリンカ(スイス)が自身のツイッターで練習中の様子を動画ツイートしている。

ツイートには「7月以来の初めての練習! とっっっっても嬉しいし興奮している!! バックハンドのストロークは見事、的に命中!!」という文字と、大量の絵文字が投稿されている。

また動画では、バックハンドで打ち返した球が空き缶のような的に当たり、倒れる音が聞こえると静かにガッツポーズを決めているワウリンカの様子が映っている。

さらにワウリンカのコーチであるブラッド・ギルバートもリツイートで絵文字を投稿するなど、来シーズンに向けての準備は着々と進んでいるようだ。

ワウリンカは2014年に「全豪オープン」、2015年に「全仏オープン」を制覇し、「ビッグ4」次ぐ選手として存在感を強めていた。さらに2016年には「全米オープン」でも優勝していたが、2017年前半はあまり振るわず、5月の「ジュネーブ・オープン」 で今シーズン初タイトルを得ていた。その後の「全仏オープン」では決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に敗れ、7月の「ウィンブルドン」では1回戦で敗退しており、以前から痛めていた左膝の手術に踏み切っていた。

「スタン・ザ・マン」という異名を持つワウリンカ。来シーズンにどんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はウィンブルドンのときのワウリンカ

(Photo by David Ramos/Getty Images)