プロ野球のドラフト(新人選択)会議が23日、東京都内であり、明徳義塾(高知県須崎市)の藤森海斗選手(18)が日ハムから…
プロ野球のドラフト(新人選択)会議が23日、東京都内であり、明徳義塾(高知県須崎市)の藤森海斗選手(18)が日ハムから5位で指名された。
「ずっと憧れ、ずっと入りたかった地元の球団で、本当にうれしい」。北海道出身の藤森選手は、学校で記者会見し喜びを語った。
社会人野球でもプレーした父の塁さん(46)に手ほどきを受け、腕を磨いた。「より強いチームで自分のレベルを上げたい」と、中学から親元を離れて名門の明徳義塾に進学。
高校では名将・馬淵史郎監督の指導を受け、2024年の第106回全国高校野球選手権大会と今春の第97回選抜大会に主に外野手で出場した。その後は強肩の捕手として存在感を高め、9月に沖縄であったU18(18歳以下)ワールドカップに日本代表として出場した。
打席での勝負強さにも定評がある藤森選手。「捕手をやりながら打率3割をキープし、首位打者を取るのが目標」と活躍を誓った。(原篤司)