大谷の登場曲を採用には真美子さんの意向が影響していたという(C)Getty Images ロサンゼルスを熱狂させる登場曲…

大谷の登場曲を採用には真美子さんの意向が影響していたという(C)Getty Images

 ロサンゼルスを熱狂させる登場曲の舞台裏が明かされた。

 現地時間10月21日、米ラジオ局『SiriusXM』のポッドキャスト番組「The Stephen A. Smith Show」に出演したカナダ人歌手のマイケル・ブーブレ氏は、自身が歌った「Feeling Good」が大谷の登場曲に採用された背景を明かした。

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 当人にとっては、まさかの展開だった。「新しい夜明け、新しい日、それは新しい人生、僕の為さ。今、僕は凄くいい気分」と歌う「Feeling Good」が、大谷が打席に入る際の、いわばテーマソングとして採用されたのは、昨季のナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦でのこと。それまではルーペ・フィアスコの「The Show Goes On」が使用されていたが、勝てば進出、負ければシーズン終了となる一戦で抜擢された。

 その日以来、ムーディーな曲調で始まる「Feeling Good」がかかれば、ドジャー・スタジアムは熱狂の坩堝と化してきた。

 当時に自身のXで「僕にとってはクレイジーなこと」と興奮気味に反応していたブーブレ氏。野球をこよなく愛しているというグラミー賞受賞経歴を持つ大物シンガーは、「The Stephen A. Smith Show」においても「僕が話したいのは、史上最高の選手と言われている選手のことだ。ショウヘイ・オオタニが打席に立つたびに、僕のFeeling Goodを使ってくれていることだ」と強調。そして、「僕の曲が流れて、彼が凄いプレーをしている。そんな姿を見ると、ほんの少しだけど、僕が歴史の一部になっていると思える。それが信じられないほど嬉しいんだ」と語った。

 嬉々として話すブーブレ氏に番組ホストのステファン・A・スミス氏が「それはわずかなことじゃないよ。だってショウヘイ・オオタニはベーブ・ルース以来の最高の選手だ。気持ちは分かる」と指摘。これに50歳の名シンガーは、「オオタニみたいな選手が見せてくれる魔法のような瞬間が最高なんだ」とニッコリ。そして、「2か月ぐらい前に会った」という大谷との会話を明かした。

「実は彼(大谷)と少し前に話す機会があったんだ。僕は自分のエゴを抑えきれなくて、『なんで僕の曲を選んだの?』って聞いたんだ。そしたら彼は『妻が選んだんだよ』って教えてくれたよ(笑)。彼女の助言があったみたいなんだ。まぁキッカケなんてなんでもいいよね。とにかく彼は素晴らしい男だと思ったよ」

 来る10月24日(現地時間)からは、ドジャースとブルージェイズによるワールドシリーズが幕を開ける。カナダ生まれのブーブレ氏は、当然ながら後者を推すわけだが、こうも吐露している。

「実は心の中に葛藤があるんだ。カナダ人として愛するブルージェイズと、僕のヒーローが対決するからね。内心心苦しさはある。もちろん愛国心はナンバーワンにくる。僕はカナダ人で、心はいつだってカナダと共にある。だからブルージェイズを応援する。でも、でもね! オオタニには心がうずいてしまう魅力があるんだよ」

 最後の最後まで大谷愛を貫いたブーブレ氏。自らの曲が採用されたことで、球界のヒーローに対する想いはより一層深まっているようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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