◇米国女子◇ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン 初日(23日)◇ニュー・コリアCC (韓国)◇6542…
◇米国女子◇ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン 初日(23日)◇ニュー・コリアCC (韓国)◇6542yd(パー72)
2023年大会以来の国別対抗戦がソウル郊外で開幕。プールBの日本は4チームの総当たり戦の初戦で世界選抜を相手に1分け1敗で0.5ポイントを獲得した。
フォアボール形式(各選手がそれぞれのプレーをプレーして1ホール毎に良いスコアを採用)のダブルスマッチプレー。山下美夢有と竹田麗央ペアは、チャーリー・ハル(イングランド)とリディア・コー(ニュージーランド)と第1組でぶつかり、最終18番で追いつかれて引き分けた。
出だし1番で竹田が2打目をピンそば1.5mに付け、バーディとして先行。山下の安定感あるプレーを背に、パワーを生かして果敢に攻め続けた。2アップで折り返し、12番で1アップに迫られながらその後は相手の猛攻に耐えた。15番でハルに10mのバーディパットを沈められた後、竹田が4mを入れ返してダウンを回避しながら、終盤は決め手を欠いた。1アップで迎えた18番でコーに7mのバーディパットを決められ土壇場で並ばれた。
6月のペア戦「ダウ選手権」で“チーム山田”としてプレーした2人は、約4カ月ぶりにタッグを組んだ。中継局のU-NEXTのインタビューで山下は「特に作戦はなく、自分のプレーに集中していかにポイントを獲れるかだと思ってやっていた。打つ順番を決めただけで、あとはいつもの試合のように集中できた。麗央ちゃんが飛ばしてくれて、良いリズムで回れた」とポジティブに振り返った。
竹田も「(ダウ選手権で)一回やったことでスムーズに入れた。それぞれベストを尽くして18ホールを回れた。最後に並ばれたのは悔しいが、あしたからまた頑張りたい」と話した。
西郷真央と2大会連続出場の古江彩佳は、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)&ウェイリン・スー(台湾)に2&1(1ホール残して2アップ)で逆転負けした。
8番終了時に3アップとしながら、ヘンダーソンにバーディを奪われた9番から3連続ダウンでタイに持ち込まれた。さらに14番(パー5)も失い、16番(パー3)でスーに長いバーディパットを沈められ2ダウン。17番も獲れずに勝負が決まった。