◇米国女子◇ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン 事前情報◇ニュー・コリアCC (韓国)◇6542yd(…
◇米国女子◇ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン 事前情報◇ニュー・コリアCC (韓国)◇6542yd(パー72)
米女子ツアーの国別対抗戦が23日(木)に韓国で開幕する。2014年から隔年で行われ、ことしで5回目の開催(20年はコロナ禍で中止)。世界ランキングを基準に選抜された7カ国と、ことしから加わる世界選抜の計8チーム(それぞれ4人)が出場する。前回の23年はタイが初優勝した。
4日間すべてマッチプレー(勝ち1pt、引き分け0.5pt)で争う。予選3日目までは『プールA』と『プールB』の2グループに分かれ、それぞれ4チームによる総当たり戦を実施。各日フォアボール形式(2人が別々のボールでプレーして良いほうのスコアを採用)のダブルス戦を行う。
各グループの上位2チームずつが日曜日(26日)の準決勝に進出し、シングルス2試合とフォアサム(1つのボールを交互に打ち合う)のダブルス1試合を戦う。その後、同じフォーマットで決勝戦と3位決定戦が行われる。
初優勝を狙う日本は今季メジャーを制した山下美夢有(AIG全英女子オープン)と西郷真央(シェブロン選手権)、今季1勝の竹田麗央(ブルーベイLPGA)、2大会連続となる古江彩佳が出場する。古江を除く3人は初の対抗戦で、西郷は9月中旬「クローガー・クイーンシティ選手権」以来の登場。山下と竹田は6月のペア戦「ダウ選手権」でタッグを組んだ経験がある。
連覇がかかるタイからは、昨年のメンバーだった世界ランキング1位のジーノ・ティティクルが出場。地元韓国からは、ともに海外メジャー覇者のキム・ヒョージュ、コ・ジンヨンらが出る。世界選抜メンバーの一員としてリディア・コー(ニュージーランド)も参戦する。
予選はプールAにタイ、米国、オーストラリア、中国。プールBに日本、韓国、スウェーデン、世界選抜が入った。
賞金総額は200万ドル(約3億円)で年間レースを争うポイントは加算されない。会場は1966年に設立され、ソウル中心部からも近い名門コースで行われる。
■出場選手■ ※カッコ内は10月20日付の世界ランキング
<米国>エンジェル・イン(10)、ローレン・コフリン(16)、イエリミ・ノ(28)、リリア・ヴ(33)
<日本>山下美夢有(6)、西郷真央(9)、竹田麗央(12)、古江彩佳(23)
<韓国>キム・ヒョージュ(8)、ユ・ヘラン(14)、チェ・ヘジン(21)、コ・ジンヨン(22)
<オーストラリア>ミンジー・リー(3)、ハンナ・グリーン(18)、グレース・キム(26)、ステファニー・キリアコウ(42)
<タイ>ジーノ・ティティクル(1)、シャネッティ・ワナセン(45)、パジャレー・アナナルカルン(85)、ジャスミン・スワンナプラ(141)
<スウェーデン>マヤ・スターク(15)、マデレーネ・サーストレム(40)、イングリッド・リンドブラッド(50)、リン・グラント(52)
<中国>イン・ルオニン(7)リュー・ヤン(104)、チャン・ウェイウェイ(117)、ルイシン・リュー(120)
<世界選抜>リディア・コー(4/ニュージーランド)、チャーリー・ハル(5/イングランド)、ブルック・ヘンダーソン(25/カナダ)、ウェイリン・スー(96/台湾)
過去の成績
2023年(米国カリフォルニア州・TPCハーディングパーク)
優勝・タイ
日本/予選敗退(畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子)
2018年(韓国・ジャックニクラスGC)
優勝・韓国
日本/予選敗退(畑岡奈紗、上原彩子、成田美寿々、比嘉真美子)
2016年(米国イリノイ州・メリットクラブ)
優勝・米国
日本/5位(野村敏京、宮里美香、渡邉彩香、鈴木愛)
2014年(米国メリーランド州・ケイブスバレーGC)
優勝・スペイン
日本/3位(宮里藍、宮里美香、横峯さくら、比嘉真美子)